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第54回弥生賞(5日、中山11R、GII、3歳オープン国際(指)、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金5400万円、1~3着馬に皐月賞の優先出走権 =出走12頭)福永祐一騎乗で1番人気のカデナが、逃げるマイスタイルをゴール前で差し切って重賞2勝目を挙げた。2月5日のきさらぎ賞で落馬して左肘内側側副靱帯(じんたい)を損傷、休養していた福永騎手は復帰週に重賞Vを飾った。タイム2分3秒2(良)。3着のダンビュライトまでが皐月賞の優先出走権を手にした。
人馬ともに休み明けでフル回転だ。京都2歳S以来だったカデナが、デビューから5戦連続の上がり最速をマークして重賞を連勝。皐月賞に弾みをつけた。レース直後でもケロッとした顔で検量室前へ。その背中で福永騎手も白い歯をこぼす。
「瞬発力をどう使っていくかだと思っていた。早めのスパートにも応えてくれたし、最後まで頑張ってくれた」
道中は中団の外。「スローペースで折り合いに苦労するところもあったけど、我慢が利いて脚もたまっていた」。馬なりのまま4コーナーで先行勢に並びかけ、馬場の中央へ。鞍上のゴーサインに鋭く反応して末脚を伸ばし、最後は抑える余裕を見せて差し切った。
落馬負傷したきさらぎ賞の翌週から休養していたユーイチ。前日土曜に復帰し、これが初勝利となった。「けがをする前より体調はいい。それでも、結果が伴わないと病み上がりと思われる。勝ててよかった。カデナに助けられました」。2月24日の調教騎乗復帰から連日、コンタクトを取ってきた相棒に感謝した。
「スローで難しいかなと思っていた。折り合いが付いているからそれで十分、と。結果が伴ってくれて何よりです」
愛馬の快走に、中竹調教師も笑顔。「肩幅が出て、メリハリが利いてきた。以前は幼児体形だったけど、大人の体つきになってきた」。クラシックに向けて、確かな手応えをつかんでいる。
重賞2勝を引っさげ、3冠初戦へ。「トライアルを意識して、今回はだいぶ余裕を持った」とトレーナーは臨戦過程に自信。福永騎手も「持ち味を殺さないように、タフな競馬に対応できれば。一緒にタイトルを取りたい」と意気込む。デビューから全て上がり最速の弥生賞馬は、過去に2001年アグネスタキオン、05年ディープインパクト、16年マカヒキと、全てのちのクラシックホース。自慢の切れ味を武器に、カデナも主役を務める。 (千葉智春)
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カデナ 父ディープインパクト、母フレンチリヴィエラ、母の父フレンチデピュティ。鹿毛の牡3歳。栗東・中竹和也厩舎所属。北海道新ひだか町・グランド牧場の生産馬。馬主は前田幸治氏。戦績5戦3勝。獲得賞金1億12万円。重賞は2016年GIIIラジオNIKKEI杯京都2歳Sに次いで2勝目。弥生賞は、中竹和也調教師が初勝利、福永祐一騎手は03年エイシンチャンプ、15年サトノクラウンに次いで3勝目。馬名は、「南京錠(フランス語)」。
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