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【ジャパンC】血統診断

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 東京芝2400メートルで行われる国内最高峰のレース。スピード、スタミナ、底力が高いレベルで要求されるうえ、33秒台の上がり勝負に対応できる決め手も重要だ。

 エピファネイアを最上位にみる。父シンボリクリスエスはスピードの持続力と成長力に優れ、産駒は直線の長いコースを得意としている。母シーザリオオークス馬で、その父スペシャルウィークは1999年にこのレースを制し、父として2011年の優勝馬ブエナビスタを出した。この舞台はぴったりで、タフな消耗戦になれば、さらに持ち味が生きる。

 ディープインパクトは06年の覇者で、産駒は東京2400メートルのGIを4勝。今秋は天皇賞からGIを3連勝中と、血の勢いもある。ジェンティルドンナは父譲りの決め手が武器で、母系から受け継いだスピードを生かせる東京の高速馬場は絶好。3連覇の可能性は十分にある。

 ハープスターは祖母がオークスベガで、伯父にダービー馬アドマイヤベガがいるなど、母系からは活躍馬が多く出ている。舞台適性は高く、決め手は古馬相手でもヒケを取らない。

 スピルバーグは全兄トーセンラーが5歳時の昨年春に天皇賞で2着に好走し、秋にマイルCSを制覇。幅広い距離に対応できるスピードと柔軟性があり、本格化を感じさせる今なら2400メートルでも力を発揮できる。

 フェノーメノステイゴールド×デインヒルの配合で、大舞台に強い。伯父のインディジェナスは6歳時の99年にJCで2着。母系は頑健でスタミナに富み、半年ぶりだった前走から大きな上積みが見込める。

 外国馬の中で注目はトレーディングレザー。父テオフィロは欧州の名種牡馬ガリレオの産駒で、英愛でGI2勝。母の父は英愛ダービーと凱旋門賞を制したシンダーで、近親には英米でGI3勝を挙げた名牝ハトゥーフを筆頭に活躍馬が多数いる。スタミナと底力を問われる厳しい流れになれば浮上しそうだ。 (血統取材班)

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