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24日の京都9R秋明菊賞(2歳500万下、芝1400メートル)は、松山弘平騎手騎乗の4番人気ムーンエクスプレス(牝、栗東・鈴木孝志厩舎)が3番手追走から差し切ってV。勝ちタイムは1分20秒5(良)で、従来の記録を0秒1塗り替える2歳コースレコードだった。
1番人気のオメガタックスマンが出遅れて場内がざわつくなか、内のタムロダイチと外のノーブルルージュが先手争い。最終的にノーブルルージュが単騎逃げとなり、序盤は速いペースで流れた。3番手にムーンエクスプレスがつけて、その後ろにトウショウピスト。オメガタックスマンも馬群の後方に取り付いて直線勝負にかけた。
直線に向くと、3番手のインからうまくさばいて外に出したムーンエクスプレスが抜け出してそのまま押し切って快勝。うれしい2勝目を挙げてオープン入りを果たした。直線向いて長く脚を使ったオメガタックスマンが懸命の追い上げで1馬身1/2差の2着。2着と1/2馬身差の3着には7番人気ノーブルルージュが逃げ粘っている。
ムーンエクスプレスは、父アドマイヤムーン、母アモーレペガサス、母の父メジロライアンという血統。通算成績は5戦2勝となった。
松山騎手は「スタートを上手に出てくれたし、レースもうまいタイプ。最後は少しフワッとする面も見せましたが、いい脚を使ってくれました。これからも楽しみです」と立ち回りのうまい愛馬を称賛していた。
★24日京都9R「秋明菊賞」の着順&払戻金はこちら
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