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1週間にわたる密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画の3日目。マイルCSを担当する東京サンケイスポーツの板津雄志記者(35)は、最終追い切りが行われた19日、栗東トレセンでワールドエースに注目した。秋初戦の毎日王冠で13着に大敗した影響はあるのか、鞍上のブドーはどういうジョッキーなのか…。ディープインパクト産駒の実力馬の復活の可能性を探った。
前日よりグッと冷え込んだ午前7時前、追い切る馬が殺到する坂路でワールドエースの姿を見つけた。毎日王冠での13着惨敗から劇的な復活はあるのか。最終追い切りのチェックが重要だ。
ミッキーシーガル(2歳未勝利)を2、3馬身追走し、残り1ハロン手前ですでに半馬身前へ。ブドー騎手が仕掛けると、4ハロン52秒1-12秒4で1馬身半先着した。鞍上の表情は明るい。
「すごくいい。先週も乗ったが、高いレベルで安定している。スピードがあって走りも力強い。1マイルの競馬はベストの印象だ」
最近はブーツ未着用で騎乗の話題ばかりが先行しているブドー騎手。来日初週こそ未勝利だったものの、その後の3週間で7勝をマークし、日本の競馬への適応力の高さを感じずにはいられない。「日本のジョッキーは乗り方がきれいで戦略も優れている。それに頑張って勝とうと必死なんだ」と弱冠21歳のフランスの有望株は語る。
ブドー騎手は特にゴール前での追い比べに強い印象がある。それについてワールドエースを管理し、同騎手の身元引受調教師でもある池江調教師に聞くと、「リーチの長さだね」と明快な回答が得られた。身長1メートル73と騎手としては大柄で腕も長い。「あれは彼の大きな武器。だから追い負けない」と期待をかける。
ワールドエースについては「前走は休み明けで(体が)できていなかったのかもしれない。1回使った上積みはあると思う」とトレーナー。今回は、急仕上げだった春のGIIマイラーズCでレコード勝ちした京都の芝1600メートルに舞台が替わる。
一昨年には皐月賞2着、ダービー4着とクラシック戦線をにぎわした底力の持ち主。鮮やかな復活も十分あるのではないか。 (板津雄志)
★マイルCSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
ピエールシャルル・ブドー(Pierre-Charles Boudot) 1992年12月21日生まれ、21歳。フランス出身。2009年にフランス騎手免許を取得。13年に122勝を挙げ、仏リーディング3位に躍進。今年のロトシルト賞、パリ大賞典と仏GIを2勝。母国で関係者から『スミヨン(仏リーディング1位)の牙城を崩すのはブドーだ』と有望視されている。今秋、短期免許で初来日して騎乗。19日現在、JRA46戦7勝。1メートル73、53キロ。
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