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【中山記念】リアル好タイムでも余裕ある!


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【中山記念】リアル好タイムでも余裕ある!

 中山記念の追い切りが22日、東西トレセンで行われた。栗東ではリアルスティールが坂路で4ハロン51秒6の好タイムをマーク。今年初戦に向け、態勢をしっかりと整えた。アンビシャスヴィブロスの実力馬も坂路で軽快な動き。美浦では北Cコースで力強く伸びたツクバアズマオーが、サンケイスポーツ調教評価で最上級の『S』となった。

 暖かい日差しに鹿毛の馬体が映える。ジャパンC5着以来のリアルスティールが、坂路で4ハロン51秒6-12秒2の好時計をマーク。想定よりも速くなった時計にも、矢作調教師は満足げな表情を浮かべた。

 「(4ハロン)52、53秒の指示だったけれど、何も問題はないです。人気になる以上、それだけの走りができるよう仕上げてきました」

 道中はリズムよく急勾配を駆け上がり、ゴールが近づくと肩ムチ2発に応え鋭く伸びた。一杯に追われたとはいえ、走りにはまだ余裕があった。

 昨年は3月のドバイターフでGI初制覇を果たしたが、帰国初戦の安田記念で11着と大敗。直前の追い切りが強く、当日にテンションが上がったことを踏まえ、秋は1週前に強く追い、直前はソフトな仕上げにした。天皇賞・秋(2着)時は坂路4ハロン53秒8、ジャパンC時は同54秒1だった。

 今回も昨秋を踏襲し、1週前にCWコースで6ハロン78秒9-12秒3の猛タイムをマーク。最終追い切りは久々でもあり、秋2走よりも速いタイムとなったが、柿崎助手は「さらっと、やり過ぎずですね。去年の秋よりいい状態です。以前より体を使えるようになっている。ハミにもたれる面もましになり、レベルアップ。完成期に入ってきたかな」。調子のよさも数字に表れたといえそうだ。夏負けが尾を引き、毎日王冠を直前で回避した昨秋と比べれば、格段に順調といえる。

 上半期の最大目標は、ドバイターフ(3月25日、メイダン、GI、芝1800メートル)の連覇。昨年(中山記念3着)と同じローテーションを選択したが、GI未勝利だった昨年とは立場が違う。「先があるから(体調を)100点にはできないけれど、このメンバーに入っても十分勝負になる仕上げに持ってくることができた」。矢作調教師は前哨戦でも力を見せつけるつもりだ。 (山口大輝)

中山記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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