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【メルボルンC】ラクティしんがり負け…その後死亡


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【メルボルンC】ラクティしんがり負け…その後死亡

 オセアニア最大のレース第154回メルボルンカップ(GI、芝3200メートル、ハンデ、1着賞金360万豪ドル=約3億5677万円)が4日、オーストラリアのフレミントン競馬場で22頭立て(キャヴァルリーマン、シームーンが出走取消)によって争われ、ライアン・ムーア騎手騎乗のプロテクショニスト(ドイツ=アンドレアス・ヴェーラー厩舎、牡4歳)が直線で力強く差し切って優勝。ドイツ調教馬としては同レース初制覇となった。3分17秒71(良)。

 日本から挑戦したアドマイヤラクティ(栗東・梅田智之厩舎、牡5歳)は2番手を追走していたものの、4コーナー手前で完全に失速。最下位の22着に敗れたが、その後、馬房で死亡した。梅田智之調教師は「レース後から馬の様子がおかしかったのですが、その後、馬房の中で倒れて死亡しました。日本からわざわざファンもたくさん駆けつけてくれましたが、このような結果となってしまい、大変残念です」と沈痛なコメントを残している。

 このことは主催者であるヴィクトリアレーシングクラブのホームページでも伝えられており、獣医師のコメントとして「深い悲しみを感じています。死因はこれからメルボルン動物病院で調べることになりますが、近藤オーナー、梅田調教師、携わってきたスタッフの方々にお悔やみ申し上げます」と掲載されている。

 レースはマイアンビヴァレントの逃げで幕を開け、好スタートを切った1番人気のアドマイヤラクティは2番手を追走。その後ろにロイヤルダイヤモンド、ブランブルズなどが続いた。縦長の展開になり、アドマイヤラクティが4コーナー手前で後退すると、差し馬が続々と台頭。そのなかでも、狭い馬群をこじあけるように伸びてきたプロテクショニストが力強い脚いろで伸び、4馬身差で完勝した。

 勝ったプロテクショニストは、父Monsun、母Patineuse、母の父パントルセレブルという血統。通算成績は10戦5勝で、これがGI初制覇となった。6月に地元ハンブルクで2400メートルのGII、8月にはフランス・ドーヴィルで3000メートルのGIIを勝つなどスタミナに自信を持ち、10月11日のハーバードパワーS4着をひと叩きした今回は、ライアン・ムーア騎手を起用して勝負気配を漂わせていた。

 2着に入ったのは、イギリスのレッドカドー。昨春の天皇賞3着馬で、このレースには4年連続の参戦となったが、11、13年に続き3度目の2着で、今年も勝利には届かなかった。また、3着には地元のフーショットザバーマンが入っている。同馬の父は日本で競走生活を送ったヤマニンバイタル

このニュースへのコメント

ジャックロザリオ|2014年11月4日 20:47 ナイス! (0)

悲しいです。ご冥福祈ります

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