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【天皇賞・秋】夕刊フジ・調教チェッカーズ
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先週は1番手トーホウジャッカルと3番手サウンズオブアースで決着。大レコードのしのぎ合いで、目下のデキの良さがモノをいった部分はあっただろう。さて、歴戦の古馬はどやろ。
1番手はカレンブラックヒル。主戦場の坂路で今週はいつも以上に意欲的に追われたが、後半もまるでフォームがブレず、堂々の4F50秒7、ラスト1F12秒4をマークした。夏リフレ→秋1走の常道ローテで気配はグンと上昇。
イスラボニータは、シャイニープリンスに並びかけるまでだった1週前から前進。ルメール騎手を背に持ち前のタッチの軽い極上フォームで駆け抜け、大きく先行していた格下にあっさり2馬身先着した。天性のバネと、それを過不足なく伝えるフットワークはもはや完成の域。
マーティンボロはけいこで遅れることがままあるタイプだが、今週はゴール前で集中力を発揮し、3頭併せで最先着した。重心を低く下げたフィニッシュは雰囲気十分。8月の遅生まれとあって、今もって上昇曲線をたどっているようだ。(夕刊フジ)
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