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菊花賞の枠順が23日に決まった。2冠を狙うダービー馬ワンアンドオンリーは〔7〕枠(15)番に決定。やや外めになったが、橋口調教師は「ノリならそれなりの乗り方をしてくれる」と、横山典騎手の手綱さばきに期待を寄せた。過去最多の8勝を挙げる(1)番枠はダービー3着のマイネルフロストが引いた。馬券は24日にウインズ後楽園、新橋で金曜発売が実施される。
2冠を狙うダービー馬ワンアンドオンリーは〔7〕枠(15)番。2000年に皐月賞馬エアシャカールが勝って2冠馬となったときと同じ馬番だ。
枠順を聞いた橋口調教師は「思ったより外に入ったなあ」と、一瞬は眉をひそめたが、「まあ、仕方ないやろ」と、すぐに気を取り直した。「奇数、偶数は関係ないけど、外枠だと内にもぐり込めなかったときに、外々を回らされることになるから。でもノリ(横山典騎手)なら、それなりの乗り方をしてくれるやろ」と、名手の腕を信頼していた。
この日は運動だけで調整を終えたが、「いい状態や」と、前日に抜群の追い切りをした反動はない様子。
1年半後に定年を迎える69歳のトレーナーは、「ここに来て、これほどの馬が自分の前に現れるとは思わなかった。最初に牧場で見たときは、やんちゃだったのにな。誰も注目していなかったし、こんなに走るとは全然、考えなかった」と感慨無量の様子だ。調教師として、残り少ないクラシック挑戦。悔いのないように、万全の態勢で臨む。
★菊花賞の枠順はこちら
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