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【フェブラリー】バッケン追い風!リッキーV再現だ
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JRAで今年最初のGIフェブラリーSの出走馬が16日、決まった。前哨戦の根岸Sで3着のエイシンバッケンは、賞金上位のレッツゴードンキが京都牝馬Sに回ったことで、繰り上がりで初めてのGI出走がかなった。2014年には抽選を突破したコパノリッキーが頂点を極めた例がある。今年も“16番目”の馬が波乱を起こすか。
祈るような思いが通じた。午後2時。エイシンバッケンの出走が確定すると、投票所に詰めていた中尾調教師は、晴れやかな笑顔で切り出した。
「滑り込んだね。この馬の特性に合わせれば、直線で挽回がきくこの舞台が一番いいからね」
5日の出馬登録の段階では、出走決定順で補欠2番手。さらに12日に下位の馬が賞金を加算したため、一時は同3番手まで追い込まれた。だが、前週に出走したモルトベーネ、ピオネロが回避し同1番手に。そしてこの日、ダブル登録していたレッツゴードンキが京都牝馬Sに回ったため出走にこぎつけた。
実績下位の伏兵と侮ってはいけない。2014年のこのレースでは、2分の1の抽選を突破したコパノリッキーが、単勝最低16番人気で大金星。GI馬4頭をくだし、3連単94万9120円の波乱を巻き起こした。エイシンバッケンは、その再現が期待できる可能性を秘めた上がり馬だ。
初の重賞挑戦だった前走は、最後の直線で何度も詰まりながらも勝ったカフジテイクから0秒6差。それでいて上がり3ハロンはメンバー2位の34秒9だ。スムーズなら、と思わせるインパクトは残した。ダートで【5・3・3・1】の堅実派。5歳を迎え充実期に入ってきた。
柴田厩務員は「前は牝馬みたいで、体だけ大きくて筋肉が付いていなかった。去年秋のオータムリーフS(OP、1着)くらいから落ち着きが出て、食べたものが実になるようになった。男馬らしくなって、結果もついてきた」と証言。この中間も状態は右肩上がりで、15日の坂路での追い切りでは自己最速の4ハロン52秒0をマーク。充実一途で大舞台に挑む。
中尾調教師は「心身ともに成長し、タフさが出てきた。折り合いは大丈夫で、岩田騎手も『もう1ハロンなら距離が延びても大丈夫』と。楽しみですね」と力を込めた。
運を味方につけたエイシンバッケン。今の勢いなら、主役に抜擢(ばってき)する価値はありそうだ。 (川端亮平)
★フェブラリーSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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