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【2歳新馬】大物感十分スティーグリッツ快勝!

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【2歳新馬】大物感十分スティーグリッツ快勝!

 4日の阪神5R2歳新馬(芝1800メートル)は、浜中俊騎手騎乗の1番人気スティーグリッツ(牡、栗東・友道康夫厩舎)が勝負どころで楽に進出して、直線も余裕十分で快勝した。タイムは1分49秒5(良)。

 ノースファンタジーが先手を取ってスローに落とすと、2番手にセンターピース、3番手にビップハテンコウがつけて隊列は落ち着く。断然人気に推されたスティーグリッツは中団のやや後ろからレースを進めた。淡々とした流れになったが、4コーナー手前でスティーグリッツは外から一気に進出。先頭に並びかける勢いで直線に向かう。2番手から抜け出したセンターピースが粘りを見せるが、鞍上のアクションに応えて手前を替えたスティーグリッツがあっという間にかわすと、一瞬のうちに後続を突き放す圧巻の走り。最後は浜中騎手が後続を確認してから手綱を緩めてスピードを落とす余裕の走りで、大物感たっぷりの新馬勝ちとなった。1馬身3/4差の2着は3番人気のラウレアブルーム。さらに1馬身1/2差の3着争いは写真判定に持ち込まれたが、わずかに2番人気のセンターピースが確保した。

 スティーグリッツは、父ハービンジャー、母サンタフェソレイユ、母の父アグネスタキオンという血統。おじキングストレイルはGIIセントライト記念など重賞2勝。祖母の姉シンコウラブリイはGIマイルチャンピオンシップの勝ち馬。近親にも多数の活躍馬がいる一族だ。

 浜中騎手は「大型で性格もおっとりしているので、急がせずにじっくりと。不利がないように外を回したのですが、ここでは力が違いましたね。まだ緩さがあるし、良くなる余地は十分にありますよ」とさらなる良化の余地を秘めた素質馬に期待感たっぷりの口ぶりだった。

★4日阪神5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら

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