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【小倉2歳S】オーミアリス&国分優が重賞初V
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7日の小倉11Rで行われた第34回小倉2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝1200メートル、17頭立て=タムロダイチは競走除外、1着賞金=3000万円)は、国分優作騎手騎乗の15番人気オーミアリス(牝、栗東・藤沢則雄厩舎)が豪快な追い込みを決めてV。新馬戦に続く無傷の2連勝で、鞍上の国分優騎手ともども重賞初制覇を果たした。タイムは1分8秒4(良)。
ゲート入りで転倒したタムロダイチが競走除外となるアクシデントがあり、17頭立てとなった一戦は、タガノヴェルリーが好スタートを切ったものの、内からリッパーザウィンがこれを制して先行。3番手にゼンノイザナギが続き、人気のレオパルディナも好位をスムーズに追走した。直線に向くと満を持してレオパルディナが抜け出し、後続との差を広げて勝利を手にしたかと思われたが、大外から猛然と追い込んできたのが人気薄のオーミアリス。国分優騎手のアクションに応えてグイグイと伸びて、ハナ差さらえたところがゴールだった。デビュー6年目の国分優騎手はうれしい重賞初制覇。2着がレオパルディナで、さらに3/4馬身差の3着が2番人気のスノーエンジェルだった。
オーミアリスは、父ホワイトマズル、母ポットアカデミー、母の父ロイヤルアカデミーという血統。北海道新冠町・松木加代氏の生産馬で、岩崎僖澄氏の所有馬。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。藤沢則雄調教師、国分優作騎手ともに小倉2歳S初勝利。
国分優騎手は「まだ実感はありませんが、すごくうれしいです。(レース前は)特にプランはありませんでした。軽い動きをするので、馬の邪魔をしないように、と。(ゴール前の伸びは)気持ち良かったです。ただ、内の馬をかわしているのか分からなくて、あがってきて“勝ったんだ”と思いました。ようやく重賞を勝てましたし、もっと大きいところで活躍できるように、勝ち鞍も積み重ねていきたいですし、目立つジョッキーになりたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と満面の笑みで重賞初Vの喜びに浸っていた。
★7日小倉11R「小倉2歳ステークス」の着順&払戻金はこちら
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