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【関屋記念】血統診断


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 過去10年の勝ちタイムの平均が1分32秒39と非常に速く、上がりも32秒台~33秒台前半が求められる。高速決着への対応力が重要なポイントだ。

 ディープインパクトは一昨年にレコード勝ちしたドナウブルーを出すなど、産駒は直線が長いコースのマイル戦が得意で高速馬場に向く。この舞台はぴったりだ。

 エキストラエンドを最上位にみる。母は仏オークス馬で、半兄ローエングリン(父シングスピール)はマイラーズCを1分31秒9のレコードタイム(当時)で制するなど、4~8歳時に1600メートルと1800メートルでGIIを4勝。タフな消耗戦に強く、マイル前後でさらにタイトルを積み重ねる可能性は十分にある。

 ダノンシャークは名種牡馬モンジューが出ている上質な母系の出身。タフで底力があり、斤量58キロもそう苦にしない。

 マジェスティハーツも舞台適性は高い。父ハーツクライの産駒は新潟芝1600メートルの成績が【10・6・2・43】。勝率16・4%、連対率26・2%はともに出走20回以上の種牡馬の中でトップだ。祖母テンザンストームは3歳時にタイキシャトルを破ってオープン特別を勝った快速馬で、母系はスピード色が濃い。時計がかかる中京から新潟外回りに替われば、より持ち味を発揮できる。

 ショウナンアチーヴは父が高松宮記念の勝ち馬ショウナンカンプで、その父が歴史的スプリンターサクラバクシンオー。高速決着は望むところだ。母ショウナンパントルは新潟マイルでデビュー勝ちし、続く新潟2歳Sでも2着に好走。この舞台向きの切れ味を兼備している。

 エクセラントカーヴはマイルGIを3勝したダイワメジャーが父で、スピードと成長力に優れる。近親には2冠牝馬ベガのほか、前週の小倉記念を勝ったサトノノブレスがおり、母系は底力十分で活力もある。

 タガノブルグは父ヨハネスブルグが2歳時に欧米4カ国でGIを制した名馬で、産駒も総じて完成が早い。3歳GI2着の実績から、古馬相手の重賞でも即通用していい。 (血統取材班)

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