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新潟競馬が開幕し、11R・佐渡Sは日本一長い658・7メートルの直線を誇る芝外回りが舞台。上がりの速い勝負になりやすく、開幕週ともなれば高速決着への適性が重要になる。
本命はファントムライト。5歳ながらキャリアはわずか10戦で、まだ底らしい底を見せていない素質馬だ。
全4勝を阪神外回り(2勝)、新潟外回り、東京と広くて直線の長いコースで挙げており、過去3戦はいずれもメンバー最速の上がりをマーク。瞬発力勝負は得意で、新潟外回りは持ち味を最大限に発揮できる舞台と言っていい。
前走の1000万下はかなりのハイレベルで、(2)(3)(4)(5)(8)着馬の5頭がのちに同クラスを勝ち上がっている。このメンバーを相手にファントムライトは馬群の一番外を回り、メンバー最速の上がり3ハロン34秒0をマークして差し切った。勝ちタイム1分33秒4も上々で、昇級しても能力と決め手はヒケを取らない。
今回は8カ月半ぶりとなるが、過去の休み明けは8カ月ぶりでV、9カ月半ぶりでタイム差なしの3着と好走しており、久々を苦にしないタイプ。中間は併せ馬で好時計を連発しており、力を出せる状態に仕上がっている。2戦2勝の左回りで3連勝を飾って、一気にオープン入りを決める。
○クイーンオリーブは3カ月ぶりの前走が見せ場十分の内容で0秒1差の3着。上積みは必至で、先行力を存分に生かせる開幕週の馬場は絶好だ。
▲アロヒラニは2走前の1000万下Vが時計、内容ともに優秀。昨夏に当該舞台で500万下を快勝しており、コース適性は高い。
馬単(12)⇔(9)(5)を本線に、(12)→(1)(4)(11)(16)。
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