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12月28日(水)の園田競馬10Rで行われた第16回兵庫ゴールドトロフィー(交流GIII、3歳以上オープン、選定馬、ハンデ、ダート・右1400メートル、12頭立て、1着賞金=2100万円)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気ニシケンモノノフ(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎)が3角先頭の積極策で押し切った。タイムは1分25秒8(不良)。
ハナを切った地元兵庫の51キロのランドクイーンの外に、57キロのニシケンモノノフが2番手で追走。3コーナー手前で外からノボバカラが動くと、譲らず横山典騎手はニシケンモノノフを内からグイッと動かして先頭に。直線は大外からトップハンデのドリームバレンチノが迫るが、ニシケンモノノフがクビ差退けて2歳秋の兵庫ジュニアグランプリ以来2勝目となる交流重賞勝ちをあげた。
◆横山典弘騎手(1着 ニシケンモノノフ)「今日は馬場も悪かったので、行けたら行こうと思っていました。その通りのレースができましたね。調教師から1回使って具合が良くなっていると聞いていましたが、その通り、馬は具合が良くて強い競馬をしてくれました。まだまだ若い馬ですし、これからもコンビを組んでいくと思うので、中央でも地方でもいい成績をおさめられるように頑張ります」
2着は59.5キロのドリームバレンチノ(3番人気)、さらに3馬身遅れた3着に58キロのノボバカラ(1番人気)が入り、JRA所属馬が上位を独占した。地方馬再先着は3着から半馬身差の4着に53キロの岩手所属のラブバレット。
兵庫ゴールドトロフィーを勝ったニシケンモノノフは、父メイショウボーラー、母グリーンヒルコマチ、母の父アフリートという血統。北海道新冠町・八木常郎氏の生産馬で、西森鶴氏の所有馬。通算成績は31戦10勝。重賞は2013年兵庫ジュニアグランプリ・交流GIIに次いで2勝目。兵庫ゴールドTは庄野靖志調教師、横山典弘騎手ともに初優勝。
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