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【早苗賞】リリコイパイ堂々押し切り2連勝
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24日の新潟10R早苗賞(3歳500万下、芝2000メートル)は、吉田隼人騎手騎乗の3番人気リリコイパイ(牝、栗東・藤原英昭厩舎)が早めに抜け出して押し切り、2連勝を飾った。タイムは2分3秒4(良)。
フロリダパンサーが押し出されるように先頭に立って、ウインミラグロスが2番手。断然人気のエイシンエルヴィンは最後方を追走したが、少頭数で前との差はそれほどない位置でレースを進めた。直線に向くと3番手を追走していたリリコイパイが抜け出し、これを目がけて外からエイシンエルヴィンも早めに追撃態勢。2頭が叩き合う形になったが、リリコイパイはしぶとく伸び、エイシンエルヴィンを寄せ付けない。けっきょく、最後までそのままの態勢でゴール。リリコイパイが昇級戦も突破して今後につながる2勝目をマークした。1/2馬身差の2着がエイシンエルヴィン。さらに3/4馬身差の3着には4番人気アカノジュウハチが入っている。
リリコイパイは、父ディープインパクト、母クイーンカアフマヌ、母の父King’s Bestという血統。通算成績は6戦2勝となった。
吉田隼騎手は「スタートをポンと出て折り合いがついたし、馬場のいいところを選んで走りました。スローのヨーイドンの競馬になりましたが、2着馬が迫ってきても差は詰まらなかったし、最後までしっかり脚を使ってくれました。前回は抜け出してフワッとしたそうですが、きょうは大丈夫でしたよ」と最後までしっかりした脚どりで手にした2勝目を冷静に振り返っていた。
★24日新潟10R「早苗賞」の着順・払戻金はこちら
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