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4日の東京11Rスイートピーステークス(3歳牝馬、芝1800メートル、1、2着馬にオークスの優先出走権)は、田中勝春騎手騎乗の7番人気シャイニーガール(栗東・湯窪幸雄厩舎)が好位から抜け出してV。見事にオークス(5月25日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分47秒3(良)。
スタートでハナズリベンジが落馬する波乱の幕開け。好スタートを切ったトシザキミがハナに立ち、カウニスクッカ、カレンリスベットがこれに続く。縦長の展開になり、人気のショウナンパンドラはカラ馬にやや気を使う形で中団の後ろからレースを進めた。直線に向くと、好位にいたカウニスクッカとカレンリスベットなどが抜け出しを図るが、馬群の中からスルスルと脚を伸ばしてきたのがシャイニーガール。鋭い瞬発力で抜け出すと、外から懸命に末脚を伸ばすベッラレジーナを振り切り、ここ2戦の大敗が嘘のような完勝劇を演じた。5番人気2着のベッラレジーナとともに、オークスへの優先出走権を手にしている。3着は4番人気ヘイジームーンだった。
シャイニーガールは、父ブラックタイド、母ブライティアガール、母の父アフリートという血統。通算成績は7戦3勝となった。
田中勝騎手は「うまく流れに乗れて、思った通りの競馬はできました。いい脚を使うし、距離が延びても大丈夫だと思います」と本番への見通しを口にしていた。
★4日東京11R「スイートピーステークス」の着順・払戻金はこちら
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