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【東西現場記者走る】折り合い完璧!トラスト信頼できる
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東西サンスポの精鋭記者が、1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』。朝日杯FSを担当する大阪サンスポのルーキー・山口大輝記者(25)は連載3日目の14日、札幌2歳Sの勝ち馬のトラストに注目した。前走の東スポ杯2歳Sで見せた掛かる面を、調教で修正できたのか。栗東トレセンで中村調教師を直撃した。
夜に降った雨も上がり意気揚々と調教スタンドへ。ホッとしたのもつかの間、この日の敵は強風だった。温度計は8度を示していたが、体感気温はさらに5度ほど低めか。風にあおられながらも、各馬の状態を見極めるため、目をこらした。
最大のターゲットは、5着に敗れた前走の東スポ杯で折り合いを欠いたトラスト。まずは調教でスムーズに走れるのかを確かめたかった。馬場開場から約3時間が過ぎた午前9時50分、ハロー(整地)明けの栗東CWコースにようやく登場だ。マイネルサグラ(500万下)の背後をぴたりと追走。1角、2角ではゆったりと運びながら徐々にスピードアップ。全く折り合いを欠くことなく直線へ。並びかけるのに時間はかかったが、ムチも入り、最後は半馬身先着でフィニッシュ。中村調教師のトーンは高かった。
「調教では折り合いは完璧ですね。仕上げも完璧。ふっくらしているし、いい体です」
2走前に逃げ切りで札幌2歳SをV。前走は好発を決めたが、2番手に控えたことで行きたがった。直線で先頭に立ったが、後続につかまった。それでも勝ったブレスジャーニーに0秒4差と、大きくは離されなかった。
1週前追い切りでも馬の後ろで我慢させ、最後に伸びて先着。折り合いの矯正はうまく行ったようだ。トレーナーも「あとはテンションを上げずにうまく走ってくれることを願ってます」と満足げな表情を浮かべた。
今回は距離が200メートル短縮される。「1200、1400メートルで走ってきた速い馬がいるから、流れも速くなりそう。速い流れでついていけそうなのはいいね」と展開も向きそうだ。
トラストと同じスクリーンヒーロー産駒のモーリスは、香港カップでGI6勝目を挙げ、有終の美を飾った。「一緒にするのはおこがましいけど」と前置きしつつ「小型だけど、走り方やバネは父が一緒だからか、似ているところがある」と中村調教師は名馬に姿をだぶらせる。
1996年(当時は朝日杯3歳S)のマイネルマックス以来となる、このレース制覇に気合十分だ。力強い言葉に心は傾いたが、まだ取材は折り返し地点。可能性を秘めた若駒をさらに探したい。(山口大輝)
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