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【チャンピオン】血統診断


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 中京のダート千八になって3回目。過去2年の勝ち馬ホッコータルマエサンビスタに共通するのは、前者が父の父、後者が父の母の父にキングマンボがいる点だ。キングマンボは直子キングカメハメハを通じてダート巧者も多く出している。

 キンカメ産駒はホッコータルマエも出走するが、7歳の今年、一時の勢いが感じられないのでロワジャルダンを上位に評価する。母の父はサンデーサイレンス。過去2年の中京ダ千八で母父SSという馬は13勝と、他のブルードメアサイアーを圧倒している。GI初挑戦だった昨年、見せ場たっぷりの4着と健闘。今年はチャンス十分とみる。

 武蔵野Sを勝ったタガノトネールは母父がキンカメ。父ケイムホームは7~10ハロンの米GIを3勝。産駒はダート千六までが得意だが、千八は守備範囲だ。

 ゴールドアリュール産駒も中京ダ千八に強い。コパノリッキーは過去2年、ともに1番人気で12、7着と期待を裏切っているが、血統的にこの条件は申し分ないはず。人気が下がっている今年は妙味がある。

 同産駒ゴールドドリームの母父はダート中距離馬を多く出しているフレンチデピュティ。こちらは父としてサウンドトゥルーも出走するが、中京ダ千八に関してはそれほどいい結果が出ていない。

 面白いのはアスカノロマン。父アグネスデジタルはダート中距離を得意とする産駒が多い。母父タバスコキャットも中京ダ千八で好成績を残し、欠点が少ない。

 評価が微妙なのはダートで無傷の6連勝中のアウォーディーと昨年2着のノンコノユメアウォーディーの父ジャングルポケットは芝向きのトニービン産駒で、中京ダ千八は過去64頭が出走してわずか2勝しかしていない。母父がSSとはいえ、血統的に買い材料は少ない。

 ノンコノユメの父トワイニングはダート向きの産駒が多いが、最も出世したのがこの馬。しかも中京のダ千八は過去1頭も勝っていない。

チャンピオンズカップの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

 (血統取材班)

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