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中央競馬の秋の7週連続GI開催は、2週目のマイルチャンピオンシップを迎える。18頭中15頭が重賞ウイナーという顔触れだが、最も勢いがあるのは3連勝中の関東馬ヤングマンパワーだ。4歳秋を迎え本格化ムードの同馬を管理する手塚貴久調教師を直撃。マイル王を狙う手応えを確かめた。 (取材構成・板津雄志)
--前走の富士Sで3連勝
「イスラボニータ(2着)などの強いメンバーを相手に勝てたのは収穫。スローの上がり勝負に対応してくれたし、力を付けているね。関屋記念は高速決着で、富士Sは瞬発力勝負。時計に左右されない面が証明できたのは大きい」
--最も勢いがある
「6月の多摩川Sで58キロを背負い、速い時計で勝ってから馬が自信をつけた印象。あのとき、また重賞を勝てるかもしれない、と思ったよ。今年は関屋記念を勝ってから、京成杯オータムHを使わず、GIを見据えてレース間隔をあけてきた。1年前にはGIに有力馬として出られるとは思っていなかったけど、よく成長してくれたね」
--4歳で成長著しい
「(再度)オープン入りしてから体重が10キロくらい増えて、体に幅が出た。もともと細い体形だけど、その中でもしっかりした体つきに見えるようになってきた。体は530キロまで増えていい馬だし、まだ伸びしろがある」
--1週前追い切りは美浦坂路で4ハロン51秒2の好時計
「この馬の生涯一番時計だね。併走相手が少し行きすぎたので予定より時計が速くなったけど、申し分ないデキでレースに臨めそう」
--バルザローナ騎手が美浦まで乗りにきた
「バルザローナは『乗りやすい』と言っていたし、この馬を気に入ってくれたようだね。頭の高い走りをするけど、ああいう馬の方がかえってコントロールしやすい。(3連勝したときの鞍上)戸崎は先約があって乗れないが、乗り替わりは問題ないよ。極端な話、誰が乗ってもマイナスにはならない馬だと思う」
--初の京都コース
「軽い芝で時計が速くなるコースだし、新潟の競馬と直結しやすいからね。この3連勝でどんな競馬でも走れることを証明しているし、大丈夫なんじゃないかな。長距離輸送も阪神で勝った経験(アーリントンC1着)があるから心配していない」
--最後に抱負を
「モーリスが不在で抜けた存在はいない。ウチの馬にも十分にチャンスがある。どんどん馬が良くなってきて、桜花賞を勝ったアユサン(2013年)のときのムードを感じる。そういうときじゃないと、GIは勝てないからね」
★マイルチャンピオンシップの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
手塚 貴久(てづか・たかひさ) 1964(昭和39)年9月20日生まれ、52歳。栃木県出身。父が栃木県競馬の調教師という家庭に生まれ育ち、慶大卒業後、厩務員、調教助手をへて、99年に厩舎を開業。同年のフェアリーS(ベルグチケット)で重賞初制覇。2013年には東京競馬記者クラブ賞を受賞した。JRA通算4388戦414勝。重賞はGI3勝を含む18勝(成績はすべて14日現在)。
展望 重賞ウイナー15頭が顔をそろえたが、一長一短があり、大混戦ムードだ。スワンSでGII2勝目を挙げたサトノアラジンは、GIでも2度の4着(ともに0秒2差)がある。現状の充実度からも、戴冠の最短距離にいるのはこの馬だろう。2年連続2着のフィエロ、昨年3着のイスラボニータ、スプリントGIで連続2着のミッキーアイル、3連勝中のヤングマンパワー、素質開花ムードのガリバルディなどが続く。唯一の3歳馬ロードクエストも流れ次第で差し切れる力の持ち主だ。
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