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1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』。今週のエリザベス女王杯は、今回が初登場の大阪サンスポ・山口大輝記者(25)が担当する。連載3日目の9日は、GI2勝馬ミッキークイーンの追い切りに注目した。捻挫の影響でぶっつけ本番となり、坂路調教のみに切り替えた影響に迫った。
朝から冷たい雨が降ったり止んだりの栗東トレセン…。折れそうになる心を奮い立たせ、追い切りに目を凝らした。
最終調整が最も気になっていたのは、GI2勝馬ミッキークイーン。捻挫の影響で京都大賞典を使えず、5月のヴィクトリアマイル2着以来、約半年ぶりの実戦。脚元を考慮し、中間は坂路調教のみ。秋の大一番に向け、普段と違う調整の影響はどうなのか。
午前7時の開門直後に登坂する姿を入念にチェックした。セータコローナ(500万下)と併せ、4ハロン52秒0-11秒9の好時計。軽快なフットワークで、鞍上に促されると同時に僚馬を一瞬にして3馬身突き放した。
「1回使って良くなる馬だけに何とも言えないが、休み明けとしては仕上がりました。これまでも、休み明けで2着に来ていますしね」
池江調教師の口ぶりから、ぶっつけ本番の不安は残るようだ。ただ、騎乗した浜中騎手は「1週前は『休み明けだな』と思っていたけど、きょうの動きは良かった。馬の気持ちも入って、集中できていた」と良化を実感。同じ休養明けだった昨年9月のローズS、今年4月のサンスポ杯阪神牝馬Sとも2着。今回もそれなりの力を出せるデキにはありそうだ。
担当の齊藤助手によると、坂路調教に切り替えたことで「瞬発力がつくかもしれない。反応が鈍いタイプだったけど、先週(3日に4ハロン52秒0-12秒0)も坂路で切れたからね」と思わぬ効果も見込めそうだ。10戦中6戦で上がり3ハロンメンバー最速の瞬発力に、さらに磨きがかかったとなれば、直線の長い京都の外回りで末脚を爆発させるに違いない。
浜中騎手は「(マリアライトを)一番意識していることは間違いないが、一緒に走ったことはないですからね。ミッキークイーンが上回ってくれる期待の方が大きいです」と強気の言葉を口にする。西の大将格の死角が少しずつ消えていった。 (山口大輝)
山口 大輝(やまぐち・だいき) 1991(平成3)年7月23日生まれ、25歳。兵庫県出身。競馬好きの父親の影響で、その魅力にはまる。2014年に入社後は、プロ野球・阪神や相撲、ボクシングなどを担当し、10月からレース部に異動。夢は単勝万馬券を当てること。
東西現場記者走る 一昨年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者たちが、トレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
★エリザベス女王杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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