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【京成杯】プレイ、地方馬初クラシックVへ中央撃破

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【京成杯】プレイ、地方馬初クラシックVへ中央撃破

 第54回京成杯(19日、中山11R、GIII、3歳オープン国際(特指)、別定、芝・内2000メートル、1着本賞金3700万円=出走16頭)川崎競馬所属で5番人気のプレイアンドリアルが、柴田大知騎手に導かれて直線で力強く差し切り、JRA重賞初V。地方馬初のクラシック制覇へ弾みをつけた。地方馬のJRA重賞勝利は1984年のグレード制導入以降、2007年のホッカイドウ所属ハートオブクィーン(GIII函館2歳S)以来、通算19頭目だ。タイム2分1秒1(良)。2馬身差2着は1番人気キングズオブザサンで、3着は4番人気アデイインザライフだった。

 直線の急坂でJRAのエリート勢を一気に飲み込んだ。2番人気だった昨年12月の朝日杯フューチュリティSで7着に敗れていた川崎所属のプレイアンドリアルが、大変身の重賞初V。公営の星は、年が明けて再び光を放った。

 「前走はふがいない競馬になってしまいましたが、きょうは力のあるところを見せられました」 柴田大騎手は胸をなでおろした。

 朝日杯では前半から引っ掛かって直線で失速。しかし、今回は折り合って中団の外めを追走し、直線で馬群の外を力強く駆け抜けた。「我慢できれば最後は脚を使ってくれる。きょうの内容なら満点です」。ジョッキーはわずか1カ月で変貌を遂げた馬をたたえた。

 陣営は引っ掛からないようにするため特訓を実施。ゲートから出してすぐに止めることを繰り返し、スタートしても行かなくていいことをたたき込んだ。河津調教師は「何回か練習したら止まるようになった。学習能力の高い馬です」と変身の理由を説明する。

 「ジョッキーには、もう引っ掛からないから安心して乗ってくれと言いました。勝ってホッとしましたよ」

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