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【京成杯】血統診断

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 皐月賞と同じ中山芝2000メートルが舞台で、スタミナとパワーに加えて、仕上がりの早さも要求される。過去5年で3着以内に入った15頭中13頭の父か母の父がサンデーサイレンス系で、クラシックにつながるレースらしく、SSの血を持つ馬の活躍が顕著だ。

 ラングレーを最上位にみる。父ディープインパクトは3冠馬で、一昨年の覇者ベストディールを出した。さらに母の父がストームキャットで、昨年のダービー馬キズナ桜花賞アユサンと同じクラシックに強い配合だ。3代母はGI10勝を挙げた世界的名牝のミエスクで、その子に大種牡馬キングマンボがいる。良血ぞろいのこのメンバーに入っても、底力は屈指と言っていい。

 ピオネロは父が皐月賞、ダービーを制したネオユニヴァース。産駒は小回りの中距離重賞に強く、中山芝2000メートルは現役種牡馬で最多の重賞5勝(うち皐月賞2勝)を挙げている。母クルソラはアルゼンチン産で、ダート2000メートルのGIを2勝。パワーと底力を兼備し、距離延長も問題ない。

 母の父SSのエアアンセムシンボリクリスエス産駒で、パワーと成長力に富む。母の全兄に有馬記念3着2回のエアシェイディ、全姉に秋華賞エアメサイア、さらに祖母の半弟には皐月賞菊花賞の2冠馬エアシャカールがいるなど、母系は上質。3歳戦向きで、適性は高い。

 同じく母の父SSのデリッツァリモーネは父がキングカメハメハで、力の要る馬場は得意。京成杯は父が生涯唯一の敗戦を喫したレースだが、母の父SSとの配合馬は過去に2頭が出走して(2)(3)着と上々だ。祖母は愛2歳GIの勝ち馬で、母は3歳春にオープン特別の忘れな草賞を勝っており、完成も早い。(血統取材班)

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