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【みやこS】アスカ時代だ!今年重賞2勝で本格化
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京都競馬の日曜メインには、みやこSが組まれている。ダート巧者が名を連ねるなか、注目度NO・1はアスカノロマン。今年は6戦して重賞2勝で、フェブラリーSでも3着。約2年8カ月ぶりに手綱を取る和田騎手とのタッグで、悲願のGI獲りに向けて弾みをつける。
冷気につつまれた火曜朝の栗東トレセンで、アスカノロマンが活気に満ちた走りを見せた。充実ぶりが目立つ5歳馬。角馬場のあとは、CWコースを軽快に駆けて、きょうの追い切りに備えた。
「脚力がすごいね。抑えるのは大変だが、(乗っているうちに)落ち着きが出て、手の内に入った。当然、(かつて実戦騎乗したときと)全然、違う」
和田騎手が笑顔を交えて語る。今回は約2年8カ月ぶりの実戦騎乗。過去、2歳未勝利戦(12着)、3歳500万下条件戦(2、4着)と3回乗っているが、その当時とは馬が完全に違う。
着々と力をつけて勝ち鞍を積み重ね、今年はGII東海Sで重賞初制覇。GIフェブラリーSでも3着と健闘し、交流GIでは帝王賞6着、南部杯4着。まさに完成期に近づいた感じだ。
川村調教師は「前走は休み明けのぶんかな。それでも、しまいはしっかりきていた。今回、1度叩いた効果はある」と秋の2戦目に手応えを感じ取る。担当の佐藤厩務員は「使ってよくなるタイプだし、確実に上積みはある。小回りより中央の広いコースの方がいいし、とくに京都は得意」とうなずいた。
7勝中5勝が京都。3走前の平安Sでは1900メートルだったが、2着クリノスターオーに5馬身差の圧勝劇を演じている。「ダートなら、きっちり馬場をとらえてパワフル。いい競馬をしてくれると思う」と和田騎手が健闘を誓った。 (森本昭夫)
★みやこステークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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