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【菊花賞】ダイヤモンド、みんなの悲願1冠!
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第77回菊花賞(23日、京都11R、GI、3歳オープン国際(指)、せん馬不可、馬齢、芝・外3000メートル、1着本賞金1億1500万円=出走18頭)皐月賞3着、ダービー2着のサトノダイヤモンドが、1番人気に応える堂々としたレースでクラシック最終戦を制し、GI初制覇を成し遂げた。ディープインパクト産駒として初めての菊花賞制覇で、クリストフ・ルメール騎手(37)は日本のクラシック初優勝となった。タイム3分3秒3(良)。2番人気のディーマジェスティは4着に敗れた。
5万4000人の大声援を背に受けて、サトノダイヤモンドが悲願のクラシック制覇を成し遂げた。力の違いを見せつける2馬身半差の完勝劇。自身にとっても日本のクラシック初勝利となったルメール騎手は、馬上で歓喜の涙を流した。
「エモーション(感動)が高くなっています。菊花賞は日本のクラシックで、大事なレース。勝ちたいと思っていました。ダイヤモンドといっしょに勝てました」
道中は中団の外めに位置。人馬ともにリラックスしてレースを進めた。2周目向こう正面で後方から進出する馬が数頭いたが、自信を抱いていた鞍上は、あわてることはなかった。3コーナーを過ぎ満を持して進出し、直線に向いて先頭へ。後方から迫ったディーマジェスティを振り切ると、ラスト200メートルから独走。秋空の下、1頭だけが違う脚で駆け抜けた。
「ジョッキーが完璧に乗ってくれました。ようやくこの馬でGIを勝てて、お世話になっている里見オーナーに恩返しができました」
池江調教師が大きくうなずく。「春の2冠はすべての力を出せずに終わった」。3着の皐月賞は直線で接触、2着のダービーは左後脚を落鉄と不運に泣いていた。
ラスト1冠で確実に力を出せるように、陣営は努力を続けた。地面が硬いと落鉄の可能性が高まるため、馬房などに敷くウッドチップを厚くしクッション性を高めた。
長距離に対応できるように、体つきもシャープになるように心がけた。この日の498キロは過去最低馬体重(2月のきさらぎ賞)と同じ。「無駄な肉が取れた」と池江調教師。スリムな大人の体になったことで、ディープインパクト産駒で初の菊花賞Vを成し遂げた。
次走は12月11日に香港のシャティンで行われるGI、香港カップ(芝2000メートル)、香港ヴァーズ(芝2400メートル)か、有馬記念(12月25日、中山、GI、芝2500メートル)の見込み。来年は凱旋門賞を視野にローテーションを組む予定だ。
「この馬はトップクラスのGI馬です。今は体が大人になったし、ポテンシャルが高い。別のGIも勝てるでしょう」
世界を知る名手、ルメール騎手は断言する。これからは世代、国を越えた争いの場でも、輝く存在となるだろう。 (宇恵英志)
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