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好評のGI連載企画『東西現場記者走る』。菊花賞を担当する新鋭・千葉智春記者(32)は大詰めの5日目となった21日、栗東トレセンから京都競馬場に赴いてディーマジェスティを待ち受けた。美浦からの長旅を終えての気配、金曜輸送の利点を探るべく、陣営を直撃。2冠を狙う手応えを確認した。
この日は朝から駆けずり回った。栗東で各馬の調整を見届け、休む間もなく京都競馬場へ。他の関東馬よりひと足先にやってくるディーマジェスティの気配を知るためだ。
セントライト記念では自ら動いて他馬をねじ伏せる競馬。菊花賞で求められる折り合いや器用さ、スタミナを存分に示した。最終追い切りも楽な手応えで僚馬を圧倒。デキの良さを示して盤石の態勢で本番を迎える。
それでも、懸念材料はある。初の関西遠征だ。関西圏の競馬場を経験せずに菊花賞を制した関東馬は、1991年のレオダーバンを最後に、四半世紀も出ていない。そのジンクスを乗り越えられるのか。長距離輸送による疲労は感じられないか、確認したかった。
東の主役が到着したのは午後0時23分。8時間を超える長旅を終え、馬運車から落ち着いた様子で馬房へ収まった。作業が終わるのを待ち、島田調教厩務員を直撃した。
「渋滞は全くなく、輸送は順調だった。着いてからも、いつもと変わらない雰囲気だね」
確かに、馬房をのぞくと疲れた様子は見られない。穏やかな面持ちで記者の方を見つめてくる。
「お兄ちゃんと一緒だからね」。島田調教厩務員が視線を送る隣の馬房には、半兄ワールドレーヴ(父ファンタスティックライト)がいた。同じ嶋田賢オーナーの所有馬で、土曜京都10R古都Sに出走するため、美浦から連れ添ってきたのだ。「函館から美浦に来たときとかも大体一緒なんだ。特に仲がいいわけじゃないんだけどね」と兄弟を担当する島田調教厩務員は笑うが、お兄ちゃんと一緒なら頼もしい。
金曜に輸送したのは兄が土曜の競馬に使うためだが、早く環境になじめる利点もある。土曜朝には馬場で脚ならしをする予定だ。「ここまで寸分の狂いもない。いつも通りの状態で向かえる」と島田調教厩務員は自信の笑み。皐月賞馬のデキに不安はないと感じた。
22日はいよいよ最終結論。まだ取材していない関東馬の到着取材を経て、勝ち馬を導き出す。
★菊花賞の枠順はこちら 調教タイムも掲載
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