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【2歳新馬】パッシングブリーズが人気に応え快勝
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13日の京都3R2歳新馬(ダート1800メートル)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気パッシングブリーズ(牡、栗東・浅見秀一厩舎)が直線で差し切り快勝。タイムは1分56秒7(良)。
マコトヴィガラスが先手を取り、フィリグラーナが2番手。人気のパッシングブリーズは好位のインからレースを進める。向こう正面までは比較的落ち着いた流れだったが、3コーナーを回ってからテーオーイージス、トラストエルフなどが外から一気に追い上げ、4コーナー手前では先頭が6頭ほどの雁行状態。マコトヴィガラスは失速して、フィリグラーナが先頭に立つと、脚いろ良く後続を突き放す。早めに動いた馬は伸びあぐねたものの、ひと呼吸おいて外に持ち出したパッシングブリーズが1完歩ごとに差を詰め、ゴール前できっちりフィリグラーナをかわしてV。見事に人気に応えた。1/2馬身差の2着には4番人気フィリグラーナが粘り込み、さらに1馬身1/4差の3着が7番人気のテーオーイージス。
パッシングブリーズは、父クロフネ、母ブローザキャンドル、母の父サンデーサイレンスという血統。半兄フレイムオブピースは今年のGIIIマーチS3着馬。おじテレグノシスはGINHKマイルC勝ち馬。
福永騎手は「まだ緩さを残している状態でも理想的なレースができました。砂を被る経験をさせることもできましたからね。後ろから追いかけられるといくらでも動ける馬ですが、追いかける形でも捕らえることができました。能力を感じますね」と収穫の大きさを強調していた。
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