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8月28日の札幌11Rで行われたサマースプリントシリーズ(全6戦)の第5戦、第11回キーンランドC(3歳以上オープン、GIII、芝1200メートル、14頭立て、1着賞金=4100万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ブランボヌール(牝3歳、栗東・中竹和也厩舎)が制し、2015年のGIII函館2歳Sに次ぐ重賞2勝目を挙げるとともに、スプリンターズS(10月2日、中山、GI、芝1200メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分8秒5(良)。
大外14番枠から5~6番手を進んだブランボヌールは直線で脚を伸ばし、逃げていたシュウジ(1番人気)を捕らえて1/2馬身差をつけて快勝した。3着は15年の桜花賞馬レッツゴードンキ(3番人気)で、4着はソルヴェイグ(4番人気)。
ブランボヌールはシリーズ初参戦で10ポイントを獲得。最終の第6戦(9月11日、セントウルS)を残し、シリーズの順位は1位ベルカント(19点)、2位ソルヴェイグ(13点)で、3位にブランボヌール、シュウジ、バクシンテイオー、レッドファルクスの4頭が並んだ。
ブランボヌールは、父ディープインパクト、母ルシュクル、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道新冠町の(株)ノースヒルズの生産馬で、前田葉子氏の所有馬。通算成績は8戦3勝。キーンランドCは、中竹和也調教師、戸崎圭太騎手ともに初勝利。
◆戸崎圭太騎手「以前のレースを見て、イメージはつかんでいました。いいスピードを持っているし、道中も流れに乗ってスムーズ。最後もしっかり脚を使ってくれましたね。跳びが大きいので、外枠からジワッと運べたのも良かったと思います」
★28日札幌11R「キーンランドカップ」の着順&払戻金はこちら
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