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1984年といえば、米ロサンゼルス五輪でカール・ルイス(米国)が陸上男子100メートル、200メートル、走り幅跳び、4×100メートルリレーと金メダル4個獲得の偉業を達成。グレード制が導入されたばかりの中央競馬でも、“皇帝”シンボリルドルフというスーパースターが現れた。
5戦5勝で迎えたダービー。最大のライバルとみられたビゼンニシキを弥生賞と皐月賞で完封しており、単勝は130円で支持率58・6%と完全な1強ムード。勝利を疑うファンはほとんどいなかった。
だが、レースは見る者に冷や汗をかかせる内容だった。ハナを切ったスズマッハに続いて前に行く馬が多く、ルドルフは中団の位置取り。道中の手応えがいつもと違うことを感じた岡部騎手が、3コーナー手前で少し仕掛けても動かない。
競馬場に詰めかけた11万観衆が騒然となる中、ルドルフだけは落ち着いていた。4コーナー手前あたりから進出を開始して直線に入ると、残り200メートルで本領を発揮。前で粘っていたスズマッハ、フジノフウウン、スズパレードを一瞬でかわし去った。
V馬の記念撮影をする「口取り」で2冠を示す2本指を高々と挙げた岡部幸雄騎手は言った。
「きょうの競馬に関していえば、ボクのほうが馬に教えられた。『なぜお前は慌てているんだ。勝負は直線に向いてからなんだ』と」
“皇帝”は秋の菊花賞も完勝。クラシック3冠は前年のミスターシービーに次いで2年連続4頭目で、無敗での達成は史上初めてだった。
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