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【クイーンS】チェッキーノ、伸びが素晴らし~の!
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クイーンSの追い切りが28日、札幌競馬場で行われた。オークス2着のチェッキーノが芝コースで鋭い反応をみせてラスト1ハロン11秒8をマーク。併せ馬で1/2馬身遅れたが、無理をしなかっただけで心配無用。仕上がりは良く、年長馬と3キロ差がある52キロで、秋華賞(10月16日、京都、GI、芝2000メートル)に向けて弾みをつける。
世代トップレベルの実力を証明する。オークス2着のチェッキーノが札幌芝コースではつらつとした動きを披露。約2カ月ぶりの実戦となるが、きっちり態勢を整えた。
追い切りは僚馬で評判の新馬、ソウルスターリングとの併せ馬。1コーナー奥の1500メートルの発走地点から2馬身先行する形でスタートする。ゆったりとしたキャンターから徐々にスピードを上げても、走りにブレはない。馬体を併せて直線に向き、軽く仕掛けられると鋭く反応。外のソウルが思った以上に動いたのでゴールでは1/2馬身遅れたが、上がり3ハロン37秒3-11秒8なら上々で、最後まで集中したフットワークからも減点材料はない。
「オークス(2着)を使った後とは思えないぐらい状態はよさそう。札幌に入れてからも順調だよ」と藤沢和調教師は気配のよさを口にする。
昨年11月のデビュー戦2着後は未勝利、アネモネS(OP)、サンケイスポーツ賞フローラSと3連勝。前走のオークスは2着に惜敗したが【3・2・0・0】とパーフェクト連対。3歳牝馬でトップレベルの能力があるのは間違いない。
「春は行かなかったが、秋は西(京都)へ行かなきゃ、しようがないな。去年は新馬を使うつもりで札幌へ連れてきていたし、中山も2回経験しているので小回りコースも大丈夫。今回は古馬相手になるが、52キロで出られるので頑張ってもらいたい」とトレーナーは自信をみなぎらせる。
デビューから5戦、距離、コースを問わず全てのレースで上がり3ハロンはメンバー最速をマークしてきた。札幌でも自慢の末脚で年長馬を撃破して、GI獲りの足がかりとする。 (片岡良典)
★クイーンSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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