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20日の京都10R橘S(3歳オープン、芝1400メートル)は、和田竜二騎手騎乗の7番人気シャイニープリンス(牡、美浦・栗田博憲厩舎)がゴール前で差し切りV。タイムは1分21秒3(良)。
横一線のスタートからエイシンラトゥナが逃げ、ディアマイベイビーが2番手につける。ペースは速く縦長の展開になり、1番人気のヒュウマは中団のイン、2番人気ティーハーフは後方2番手からレースを進めた。4コーナーで先行勢が苦しくなると、最内に進路を取ったヒュウマが抜け出しを図る。大外に持ち出したティーハーフも脚を伸ばすが、馬群の中から鋭く伸びたシャイニープリンスが加わり、ゴール前は3頭がほぼ並んでのフィニッシュ。最後はわずかに人気薄の関東馬シャイニープリンスに軍配が上がった。アタマ差2着が内のヒュウマ。クビ差の3着がティーハーフだった。
シャイニープリンスは、父キングヘイロー、母ダイタクピア、母の父リンドシェーバーという血統。未勝利-500万下に続く3連勝で、通算成績は4戦3勝となった。
和田騎手は「返し馬で芝の感触がどうかなと思ったけど、レースにいけば問題ありませんでした。折り合いもついて最後にいい脚を使ってくれましたし、力強くて、いい馬ですね」と初騎乗でのオープン勝ちに目を細めていた。
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