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【高松宮記念】サンカルロ悲願へ究極仕上げ

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【高松宮記念】サンカルロ悲願へ究極仕上げ

 春のスプリント王者決定戦となる高松宮記念(24日、中京、GI、芝1200メートル)の追い切りが20日、東西トレセンで行われた。2年連続2着のサンカルロは美浦坂路でシャープなフィニッシュを見せてサンスポ調教評価「S」をゲット。阪急杯2着のマジンプロスパーは栗東坂路で力強い走りで好調をアピールした。

 銀メダルはもういらない!! 2年連続2着のサンカルロが、美浦坂路で躍動した。昨年以上の仕上げを施されて、悲願のGI制覇に挑む。

 坂路3本目の本追い切りは、ミヤビリファイン(牡4、500万下)を2馬身ほど先行させて、残り3ハロンから一気に加速する。楽な手応えで外から並ぶ間もなくかわし去り、2馬身先着。4ハロン51秒8-35秒1-11秒8と、圧巻の内容だった。

 手綱をとった吉田豊騎手は「少し仕掛ける程度だったが楽に動けていた。前走(阪急杯4着)をひと叩きして確実に良くなった」とデキの良さを強調する。

 4年連続で高松宮記念に参戦する。3年前はキンシャサノキセキからハナ+クビ+クビ差の4着、2年前はキンシャサに1馬身1/4差2着、昨年はカレンチャンにクビ差2着とあと一歩で涙をのんできた。

 「展開の助けが必要だけど、全能力を出し切ればチャンスはある。少し雨でも降って、外差しが決まるような馬場がいい」と主戦は末脚を最大限に生かすつもりだ。

 「前走は10キロ増で体が重かったから結果は仕方ない。前走時と比べて今回の方がかなり調教をやってきたので、間違いなく動きに力強さが出てきた。もう7歳なんでね。どうにかしたいと思っている」と大久保洋調教師は最後のGI獲りのチャンスと思って挑む。

 12度目のGI挑戦で念願のスプリントチャンピオンへ。切れ味を武器に春の桶狭間の決戦でサンカルロがライバルたちをなで斬る。 (片岡良典)

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