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【AJCC】ナカヤマナイト距離短縮は歓迎

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 今週のメーンは、中山競馬場で行われるGII、アメリカジョッキークラブカップ。毎年、好メンバーがそろい、昨年はルーラーシップ、一昨年はトーセンジョーダン、3年前はネヴァブションと3年連続して前走・有馬記念組が優勝している。今年は登録13頭とやや寂しいが、有馬記念組は2頭がエントリー。

 昨年秋の中山で産経賞オールカマーを勝ったナカヤマナイト(美・二ノ宮、牡5)を主力とみたい。中山コースは3勝2着2回。着外は前走の有馬記念の7着だけ。その有馬記念はレース後に柴田善騎手が「距離が微妙に長いのかもしれない」と話していただけに、2200メートルへの距離短縮は歓迎材料だ。オールカマーと同じ条件で重賞3勝目を狙う。

 もう1頭のルルーシュ(美・藤沢和、牡5)は、有馬記念8着。好位を進んだものの、最後は伸びきれず。初めてのGIというのもあったのだろう。まだ、物足りなさはあるものの、重賞初制覇を決めたアルゼンチン共和国杯のようにスムーズなレースができれば差はないはず。

 アドマイヤラクティ(栗・梅田智、牡5)は、ここにきて素質が開花した感じだ。前走の金鯱賞は、重賞初挑戦で3着。勝ったオーシャンブルーは次走の有馬記念で2着。0秒2差の小差だっただけに、この馬の実力も侮れない。中山は条件戦ながら2戦2勝。2200メートルも経験しているのは心強い。

 昨年のサマー2000のシリーズチャンピオン、トランスワープ(美・萩原、セン8)は天皇賞・秋17着以来の実戦となる。1週前追い切りはまだ良化途上だっただけに、今週の追い切りに注目だ。

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