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13日の京都11Rで行われた第60回日経新春杯(4歳上オープン、GII、芝2400メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=5500万円)は、高倉稜騎手騎乗の10番人気カポーティスター(栗東・矢作芳人厩舎)がインから抜け出して快勝。格上挑戦でGIIタイトルをものにした。タイムは2分25秒0(良)。
レースはホッコーガンバが逃げてトップゾーンが2番手を追走。トウカイパラダイス、オールザットジャズ、カポーティスターなどが好位につけた。平均ペースで流れたが、4コーナー手前でダコールが外から追い上げでピッチが上がり、直線に向く。トウカイパラダイスが満を持して抜け出しを図ったが、仮柵の取れたグリーンベルトを狙っていたカポーティスターが鋭く抜け出し、さらにその後ろにいた1番人気のムスカテールも内から伸びる。最後は1枠2頭の争いになったが、3/4馬身差でカポーティスターに軍配が上がった。2着がムスカテールで、1/2馬身差の3着が4番人気のトウカイパラダイス。
カポーティスターは、父ハーツクライ、母サビアーレ、母の父Capoteという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産で、備前島敏子氏の所有馬。通算成績は10戦4勝。重賞初勝利。矢作芳人調教師、高倉稜騎手ともに日経新春杯初勝利。
高倉騎手は「内枠を生かそうと思っていて、うまくいきました。陣営からも前々で競馬をしてほしいと言われていたし、内ラチ沿いを走れました。前に乗った時と違って引っかかるところもなく大人になっていたし、馬の力で勝てました。前に乗ったのは未勝利戦でしたから、まだ子供っぽい面がありましたが、今回は返し馬でも落ち着いていい雰囲気でした。それが結果に結びついたと思います。同期の川須(栄彦騎手)がたくさん勝っているので、負けたくないですし、GIIを勝てたのはうれしいですね。馬に感謝しています」と喜びを口にしていた。
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重賞制覇おめでとうございます。と言いたいところですが
高倉騎手に注文。
ゴールする手前でのムチをスタンドに向けてのパフォーマンスは危ないです。
今後は安全第一で勝ち鞍を伸ばせるよう、頑張ってください。