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中央競馬ニュース
２２日の中山５Ｒ２歳新馬（芝２０００メートル）は、ライアン・ムーア騎手騎乗の１番人気サトノテイオウ（牡、美浦・堀宣行）が早め先頭で押し切る積極策でデビュー勝ちを決めた。タイムは２分７秒９（稍重）。
２０００メートル戦らしいスローペースで、押し出されるように内からアービバラスボーイが先頭に立つと、ドラゴンロックスが２番手を追走。人気のサトノテイオウは先行馬群の外めにつけた。勝負どころを迎えても積極的に動く馬はおらず、４コーナー手前でようやく各馬にゴーサインが出たが、その中でもいい反応を見せたのがサトノテイオウだった。直線入り口で先頭に並びかけると、力強い伸び脚で後続を突き放し、ゴール前で猛追してきた６番人気ヴェリタラブをクビ差、封じ込めてフィニッシュ。大物感のある走りでデビュー勝ちを飾った。１／２馬身差の３着には４番人気のトーセンハルカゼが入っている。
サトノテイオウは、父キングカメハメハ、母アドマイヤフッキー、母の父フジキセキという血統。おじに昨年の安田記念勝ち馬リアルインパクトがいる。
ムーア騎手は「スタートが良くて、道中はいい感じで運ぶことができました。思ったよりも反応が良かったので、先頭に立つのが早くなりましたが、よくしのいでくれました。距離は２０００メートルくらいまでかと思います」
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