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【天皇賞・秋】“怪物”フェノー古馬制圧


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【天皇賞・秋】“怪物”フェノー古馬制圧

 秋のGIシリーズの中核をなす天皇賞・秋(芝2000メートル)が28日、東京競馬場で行われる。ダービー2着のフェノーメノ(美浦・戸田博文厩舎、牡3歳)は、好勝負必至だった前週の菊花賞を回避して、この一戦に全力投球。伸び盛りの3歳馬らしく、心身とも成長著しい。得意の東京コース(4戦3勝)で古馬を制圧して、新たな時代の到来を告げる。

 菊花賞をパスして、敢えてハードルの高いレースを選んだ。ダービー2着のフェノーメノが、2002年シンボリクリスエス以来となる史上4頭目の3歳馬Vに挑む。戸田博文調教師が大一番の前に決意を語った。

 「古馬と対戦するのは初めてだし、その一線級が相手になりますから、中途半端な仕上げはできない。天皇賞に向けて万全を尽くします」

 全休日明けの23日、フェノーメノは美浦トレセン(茨城県)の坂路を4ハロン69秒7でゆっくりと駆け上がった。漆黒の馬体には迫力が増して、落ち着きも十分。トレーナーの言葉どおり、最高潮のムードを感じさせる。

 前走のセントライト記念は圧巻だった。秋初戦ということで8割程度の仕上げだったが、4コーナー先頭の横綱相撲で圧勝。戸田師が「安心して見ていられた」と言うように、菊花賞で2着となるスカイディグニティ以下を問題にしなかった。馬体はダービー時からプラス8キロとパワーアップ。2戦2敗だった中山コースもこなした。心身の成長ぶりを証明したレースでもあった。

 前哨戦で右回りを克服したので、中山と同じ右回りの菊花賞という選択肢もあったが、陣営は結論をずるずると先延ばしにしなかった。「やはり(左回りの)府中での走りが素晴らしいし、この馬が一番力を出し切れる舞台」と天皇賞参戦を表明した。フェノーメノにとって4戦3勝、ダービーハナ差2着の東京はベストコースであり、古馬の一線級と互角に戦える手応えは前走でつかんだ。自信があるからこその参戦なのだ。

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