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第21回NHKマイルカップ(8日、東京11R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、定量、芝1600メートル、1着本賞金9500万円=出走18頭)クリストフ・ルメール騎乗で1番人気に推されたメジャーエンブレムが先手を取って自分のペースに持ち込み、正確なラップを刻んで逃げ切りV。断然人気の桜花賞で4着に敗れた雪辱を果たして、2度目のGI制覇を成し遂げた。タイム1分32秒8(良)。3/4馬身差の2着は大外から追い込んだ2番人気のロードクエストだった。
長い東京の直線で襲いかかる後続馬。だが、彼女が本来の走りを見せれば、何者も寄せ付けなかった。1番人気のメジャーエンブレムが完全なる逃走劇。桜花賞4着で曇りかけた2歳女王の肩書は、ふたたびまばゆいばかりに光り輝いた。
「Feel so good! とてもうれしいです!!」
ゴール後、控えめに右手でガッツポーズを決めたルメール騎手だが、検量室に戻ると愛馬の首に抱きつき、喜びをあらわにした。逃げずに敗れた桜花賞の雪辱。今度は負けられない思いと、逃げて後続馬を抑え切るという二重の重圧に打ち勝って、心の底からホッとした笑顔になった。
スタートを決めてハナを主張。前走は好位で包まれる競馬になって伸び切れなかった反省から、2ハロン目に10秒7、3ハロン目以降は11秒台のラップを刻んで後続たちにも脚を使わせる。まるで圧勝した2走前のクイーンCとそっくりなラップタイムで走られては、追い込み馬たちもなすすべがない。1分32秒8というタイムも、クイーンCと0秒3しか違わない優秀なものだ。
「桜花賞は思ったレースができなくて、残念だったけど、きょうはスタートから完璧なレース。いいペースで行けたし、彼女は速いペースを維持できます。牡馬との戦いも、僕はポテンシャルを知っているから自信がありました」
単勝1・5倍の圧倒的な人気に応えられなかった前走の悔しさを晴らして、ジョッキーは改めてこの馬がナンバーワンであることを証明した。
「前走で評価を下げられて当然なのに、またファンが1番人気に支持してくれて、本当にうれしかった」
田村調教師もその強さを誇示した2歳女王に笑顔を見せた。馬体を絞り込み、究極の仕上げで臨んだ背水の陣。レース前にはルメールと相談したが、「あれこれ悩む必要はない。ハナを主張していこう。1番人気のこの馬が(作戦で)ぶれると、他の馬もぶれるから」と、本来の“逃げ”にこだわった。
今後は休養することになりそうだが、「秋にはさらに良くなる。もっとGIを勝てるように頑張りたい」と田村師。具体的な路線は未定だが、復活を遂げたメジャーエンブレムには、さらに輝かしい未来が開けている。 (柴田章利)
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