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【京都新聞杯】東上最終便を制したのはスマートオーディン

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【京都新聞杯】東上最終便を制したのはスマートオーディン

 5月7日の京都11Rで行われた第64回京都新聞杯(3歳オープン、GII、芝2200メートル、14頭立て、1着賞金=5400万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気スマートオーディン(牡3歳、栗東・松田国英厩舎)が差し切り勝ち。タイムは2分12秒6(良)。

 道中、後方3番手を進んだスマートオーディンは、4コーナー手前で大外から進出を開始。直線は左ステッキ一発。余力たっぷりに、前をとらえた。

 重賞2勝を含むこれまでの5戦すべてを芝1800メートルの舞台で戦ってきたスマートオーディンにとって、ここは芝2400メートルのダービーに向けての最終チェックの場。「初コース、4つのコーナー、距離と課題は多かったけど、強い競馬を見せてくれたと思います。ポジションは気にせず、折り合いだけを気にして乗りました。ええ、折り合い面はクリアしてくれたと思います」と戸崎騎手はパートナーの走りに納得の表情。「4コーナーでの手応えは十分でしたし、最後はいい脚を使ってくれますから。この距離(2200メートル)もこなしてくれたし、次も楽しみです」。あと1ハロン距離が延びる大一番への期待をこう語った。

 3/4馬身差の2着には2番手から早めに抜け出したアグネスフォルテ(9番人気)、さらに1馬身半離れた3着に中団から脚を伸ばしたロイカバード(4番人気)が入線した。

 ブエナビスタの半弟という良血で、キャリア1戦ながらも3番人気に推されたエルプシャフトはスタートで出遅れて道中は最後方からの競馬になってしまった。直線は大外から追い込んだものの、5着に敗れた。

 スマートオーディンは、父ダノンシャンティ、母レディアップステージ、母の父アルザオという血統。北海道新冠町・スカイビーチステーブルの生産馬で、大川徹氏の所有馬。通算成績は6戦4勝。重賞勝ちは2015年東京スポーツ杯2歳S・GIII、2016年毎日杯・GIIIに次いで3勝目。松田国英調教師は2014年ハギノハイブリッドに次いで京都新聞杯は2勝目。戸崎圭太騎手は京都新聞杯は初優勝。

★7日京都11R「京都新聞杯」の着順&払戻金はこちら

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