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【天皇賞・春】サブちゃんV!豊さんまつり~だよ~
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第153回天皇賞・春(1日、京都11R、GI、4歳上オープン国際(指)、定量、芝・外3200メートル、1着本賞金1億5000万円 =出走18頭)千両役者が夢の共演!! 中央競馬の長距離王を決める天皇賞・春(GI、芝3200メートル)は、武豊(47)騎乗の2番人気キタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎、牡4歳)が優勝し、2度目のGI勝ちを果たした。タイム3分15秒3(良)。表彰式では北島三郎オーナー(79)が「まつり」の一節を披露し、GI70勝を飾った名手と演歌界の大御所が、勝利の喜びを分かち合った。
♪ま~つりだ、まつりだ、まつりだ、キタサンま~つり~。空に再びサブちゃんの歌声が響き渡った。キタサンブラックが昨秋の菊花賞に続いて天皇賞・春を制覇。歌わないつもりだった北島三郎オーナーも約8万人の歓声に後押しされ、『まつり』を熱唱した。
「泣きました。涙が出ました。本当に、ただただ感謝でいっぱいです」
愛馬をGI2勝目に導いた武豊騎手とともにお立ち台に上がり、感無量の表情を浮かべる。うれしさのあまり「きょうは私のまつりじゃなく、ユタカさんのまつりを…」と“ムチャぶり”をし、「ちょ、ちょっと待ってください」とユタカをあわてさせるシーンもあったが、最後はショートバージョンながら、♪きょうはユタカさんとまつりだよ~ と歌い上げた。
北島は4月29日に旭日小綬章を受章し、その2日後に今度は天皇盾を受け取った。「普通は軽くても雰囲気で重く感じるものだけど、きょう(の天皇盾)は本当に重かった。重さとありがたさでいっぱい。きょうまで生きてきてよかった」。サブちゃんにとって、まさにこの週は“ゴールデンウイーク”となった。
GIで武豊騎手とのコンビは念願だった。馬主になって約50年だが、15年ほど経過したころ、タケユタカ(1971年生まれ、父パーソロン)という繁殖牝馬との縁ができた。タケユタカの娘パーセントの子供や孫を多く所有。その中にはキタサンチャンネルやキタサンヒボタンといった重賞勝ち馬もいた。“タケユタカ”とは浅からぬ縁があったのだ。
もともと武豊騎手とは前走の産経大阪杯(2着)1戦だけの予定だったが、主戦・北村宏騎手の古傷が悪化して乗れなくなったため、再び騎乗を依頼。大舞台の経験豊富な大御所も、気持ちは高ぶった。興奮と喜び。ゴールして、気付けば半べそをかいていた。「3200メートルを逃げ切った、差し返した。さすが武さんの腕だと思います」とユタカを絶賛した。
見事大役を果たした鞍上も「オーナーとハグしたときは、お互い言葉にならなかった」と感激。JRA・GI70勝目は特別なものになった。
次戦については、GI2勝目の余韻にゆっくり浸ってから検討される。「まだまだ強くなる馬」とユタカに太鼓判を押されたキタサンブラック。その未来は、澄み切った淀の青空のように広がっている。 (板津雄志)
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