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◆先行策で一発を〔1〕ドレッドノータス
スプリングS(7着)ではイレ込んでいただけに落ち着きが鍵となる。「本来の前に行く競馬でどこまで粘れるか。それには(1)番はいい枠ですね」と岡助手は一発を狙っていた。
◆「好位から粘る」〔2〕ジョルジュサンク
午後3時過ぎに到着。馬房では落ち着いてカイバを食べていた。「東京の輸送を経験しているし、輸送でイレ込んだりはしないタイプ」と金山助手。すみれSでは2番手からしぶとく粘って快勝。「相手なりに走る馬ですからね。この(2)番枠なら好位からどれだけ粘れるかでしょう」と健闘を期待していた。
◆「輸送問題ない」〔4〕アドマイヤダイオウ
15時51分に中山入り。僚馬マカヒキとともに関西馬では最後の到着となった。田代助手は「初の長距離輸送も問題なくクリア。もともと近場(京都、阪神)の輸送でもおとなしくしていたので、心配はしてなかった。馬運車でもカイバを食べていたし、いい状態で出せそう」と満足そうな笑みを浮かべた。
◆予想以上に良化〔5〕マウントロブソン
坂路4ハロン71秒2→南Dコース(ダート)を常歩(なみあし)で半周。堀厩舎のレース前日の定番メニューを消化した。首をしっかり使ったリズミカルな走りだ。「いい成長曲線を描きながら、思った以上に良くなっています。この調子でもって行ければ楽しみ」と橋本助手。仕上がりは文句なしだ。
◆陣営驚く成長ぶり〔6〕ミライヘノツバサ
北Cコース(ダート)で2周目のラスト1ハロン16秒8。弾むようなフットワークで、中1週でも大きな上がり目を感じさせた。「もともと心肺機能が高い子です。でも、こんなに良くなるとは」と伊藤大調教師は驚きの表情。「こういう舞台にいい状態で使えるのは何より。他馬が気にするなら…とも思いましたが、もう雨乞いもしません」。良馬場前提の正攻法で強敵に真っ向勝負を挑む。
◆中1週も上積み〔7〕ウムブルフ
朝一番に坂路4ハロン73秒7で登坂した後、南Dコース(ダート)を軽く半周する堀厩舎のルーチンで体をほぐした。十分に気合が乗り、馬体も研ぎ澄まされている。臨戦態勢は整った印象だ。中1週になるが「反動はないですし、上積みはあると思います」と橋本助手。
◆ダービー見据え〔8〕ミッキーロケット
栗東から約6時間かけて、午後3時に中山に到着した。橋本美助手は「思ったより早く着きました。落ち着いているし、カイバも食べていますよ。スタートが速くないけどゲート練習はしているし、できればダービーの権利が取りたい」と笑顔を見せた。
◆馬場悪化を願う〔9〕ナムラシングン
午後3時に到着した後もどっしりと落ち着いた雰囲気だったが、「馬房ではおとなしいけど、外に出すとやんちゃ」と平川厩務員。京成杯は出遅れて流れに乗れないままだったが、それ以外では崩れていない。「今回も具合自体はいい。雨でも走っているから、高速決着になるよりは時計がかかってくれた方が」と道悪を歓迎の様子だった。
◆馬体に張り〔11〕サトノダイヤモンド
3戦3勝の(11)サトノダイヤモンドは初の関東輸送ながら落ち着いたものだ。「問題なくいつも通りの感じ。この落ち着きが長所ですね。帰厩時に細く感じた馬体も調教を重ねるごとに張りが出てきましたし、順調に来ました」と中澤助手。フィジカルもメンタルも完成度が高い。
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