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牡馬クラシック3冠の第1弾・皐月賞の追い切りが13日、滋賀県の栗東トレセンで行われた。無傷の3連勝で前哨戦の弥生賞を制したマカヒキ(栗東・友道康夫厩舎、牡3歳)は坂路で予定通りの馬なり調整。父ディープインパクトをほうふつさせる雄大なフットワークで駆け上がった。万全の仕上がりで父に続く無敗の皐月賞Vへ、視界良好だ。枠順は14日に確定。15日にウインズ後楽園で金曜発売が実施される。
大舞台で“飛ぶ”準備は整った。曇天の下、マカヒキが、涼しい顔で坂路を駆け上がる。静の調整でも仕上がりは万全。手綱を取った大江助手は、背中から伝わる好感触に目を細めた。
「重たい馬場だったけど、苦にせずにバランスよく走れていた。前走を使った上積みも感じる。何の不安もないですね」
坂路はウッドチップの入れ替え中で力を要する状態ながら、大きなフットワークで徐々にスピードに乗っていく。ノメる馬が続出するなか、走りは全くぶれない。最後は手綱を抑えるくらいの馬なり調整で、4ハロン52秒7-13秒0をマークした。
6日の1週前追い切りでは、CWコース6ハロン77秒8-11秒7の猛時計を叩き出して、レース当週のソフトな仕上げは予定通り。動きを見届けた友道調教師は「いつものパターン。全く無理していない感じで53秒を切るくらいだったね」と満足げにうなずいた。
前走の弥生賞では、後方待機策からメンバー最速の末脚を繰り出し、先に抜け出した2歳王者リオンディーズを差し切った。上がり3ハロン33秒6は同レース過去最速で、勝ち時計1分59秒9もレースレコード。記録ずくめの重賞初Vで“3強”を形成するに至った。
走りが“飛んでいる”といわれた父ディープインパクトをほうふつさせる異次元の走り。その秘密について、トレーナーは「骨盤の可動域が広いから動きが大きい。お父さんもそんな感じだった。受け継いだものでしょう」と語る。
1週前追い切りで感触を確かめた川田騎手は「トモ(後肢)の踏み込みがすごくいいですね。これだけサイズがありながら、トモが弾んでくるのはなかなか経験できないことです。(2月で引退した)松田(博資)厩舎の走る牝馬と似た特徴を感じました」と証言した。
ディープは新馬、若駒S、弥生賞を勝ち、無敗で皐月賞をV。友道調教師は「ローテが同じなのはたまたまだけど、偉大な父の背中を追ってここまで3連勝できた。少しでも近付けるようにがんばりたい」と締めた。ディープの血を色濃く受け継ぐマカヒキが、父に続く無敗の皐月賞馬として歴史に名を刻む。 (川端亮平)
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★ディープのデビュー3戦
マカヒキは父ディープインパクトと同じローテーションで皐月賞に挑む。父も1冠目までの3戦はすべてメンバー最速の上がりでV。その後、無敗で3冠馬となった。
父のデビューは2004年12月19日の阪神芝2000メートルで、4馬身差のV。タイム2分3秒8で上がり3ハロンは33秒1だった。2戦目の若駒S(05年1月22日、京都、芝2000メートル)は6番手から直線で伸びて5馬身差の圧勝。タイム2分0秒8で上がり3ハロンは33秒6。3戦目の弥生賞(3月6日)は7番手から早めに進出したが、アドマイヤジャパンの抵抗を受けてクビ差の辛勝(タイム2分2秒2、上がり3ハロン34秒1)だった。
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