まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
4月10日の阪神11R第76回桜花賞(3歳オープン、牝馬、芝1600メートル)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の3番人気ジュエラー(栗東・藤岡健一厩舎)がシンハライトとの叩き合いをハナ差制して優勝。タイムは1分33秒4(良)。
先手を取ったのはカトルラポール。単勝1.5倍と断然の一番人気に推されたメジャーエンブレムは前から5番手を進む。2番人気のシンハライトは中団、3番人気ジュエラーは後方から2頭目につけた。ペースは平均。直線で、やや窮屈になった馬群をこじ開けてメジャーエンブレムが一旦は抜け出したが、その外からシンハライトとアットザシーサイドがそれをかわし、さらに外からジュエラーが一完歩ごとに差を詰めてくる。ゴール前は内にシンハライト、外にジュエラーの叩き合いで、まるでチューリップ賞のリプレイ。さあ、どっちだ?
検量室前に引き揚げてきた両馬の鞍上も勝負の趨勢の判断がつきかねている表情。と、関係者の耳打ちにミルコ・デムーロ騎手が歓喜の雄たけびを上げ、馬上で喜びにうちふるえる。トライアルのチューリップ賞とは逆の結果になり、ハナ差でジュエラーが桜の女王の座についた。
3着には6番人気のアットザシーサイド。断然人気のメジャーエンブレムは4着に敗れた。
ミルコ・デムーロ騎手はいつになく興奮した口調。「きょうはすごく落ち着いていた。はじめ乗ったときは引っ掛かった。次に乗ったときは少しおとなしくなっていた。スタートはゆっくり。瞬発力の馬だから、少しずつゆっくり行かせた。ケンイチの馬、強いですネ(池添謙一騎乗のシンハライト)。メジャーエンブレム、あれももちろん強いですけど、でも見えなかった」とレースをふり返った。「すごく賢くて瞬発力がある。ヴィクトワールピサの子で勝ててうれしい」。ジュエラーは自身がコンビを組んでドバイワールドカップを制したヴィクトワールピサの娘だけに喜びもひとしおだ。
ミルコ・デムーロ騎手は桜花賞9度目の挑戦でV。3年前には2着(勝ったのは実弟のクリスチャン・デムーロ騎乗のアユサン)だったこともあり、「すごく勝ちたいレース」と常々語っていた。「きょうは一番下の娘の誕生日なんです。いい誕生日になりました」。なるほど、歓喜の雄たけびの一番の理由はこれだったのかもしれない。
「次もがんばります」。牝馬2冠目のオークスでは桜の女王として挑戦を受ける立場になる。
ジュエラーは、父ヴィクトワールピサ、母バルドウィナ、母の父ピストレブルーという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、青山洋一氏の所有馬。通算成績は4戦2勝。初重賞制覇。ミルコ・デムーロ騎手、藤岡健一調教師はともに桜花賞は初優勝。
★10日阪神11R「桜花賞」の着順&払戻金はこちら
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|