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1年5カ月ぶり!福島競馬、復興へ発走
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日本中央競馬会(JRA)の福島競馬が7日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響による開催休止を挟み、2010年11月以来、約1年5カ月ぶりに復興への期待を乗せ、再開した。今回の“春競馬”は4月の毎週土日の8日間。今年は例年通り6~7月と11月にも開催の予定。約10万人の来場者を見込み、売り上げの一部は被災地支援に充てられるという。
第1レース。“復興”のファンファーレが鳴り響くと、観客席から「待ってましたぁ~っ!!」のかけ声があがる。良馬場に恵まれた最後の直線を出走馬が駆け抜けると、ゴール前ではさらに大歓声が起こった。
競馬仲間5人で午前7時半から並んだという福島県伊達市の会社員、斎藤孝さん(49)は「これまで本当にいろいろなことがあったから、感動で涙が出そう。オレたちは原発事故には絶対に負けないよ」と力を込めれば、カップルで訪れた仙台市の会社員、菅原千尋さん(22)は「震災後、競馬場に来るのは初めてでうれしい。せっかくですから、馬券も当てて帰りたいですね」と笑顔をみせた。
東北地方唯一のJRA競馬場「福島」に1年5カ月ぶりの活気が戻った。午前9時の気温4度。日差しはあるものの肌寒く、時折小雪も舞ったが、ファンの熱気がすべてを吹き飛ばした。
福島競馬場は、地震で天井の一部などが損壊した。昨年8月まで、ピーク時では被災住民約550人を受け入れ、避難所としても機能した。芝などから放射性物質も検出され、予定していたレースは新潟競馬場(新潟市)、中山競馬場(千葉県船橋市)に振り替えられた。
甚大な被害状況に、一時は絶望的にさえ思えた再開だったが、昨年9月以降、施設の修繕や、芝コースの張り替え、ダートコースの砂の入れ替えなど除染に計約42億円をかけるなど、関係者の尽力でようやく開催にこぎ着けた。
午前8時45分の開門には、南相馬市出身で実家が被災した木幡初広騎手(46)=美浦・フリー=らによるオープニングセレモニーも行われた。同騎手が騎手クラブを代表して「先の見えない生活を強いられている方々が、まだ大勢いらっしゃいますが、1日も早い復興を願っております」とあいさつ。その後、同騎手は12レース中10鞍に騎乗して元気なところをみせた。
7日の入場人員は1万3198人(対一昨年比137・5%)で、売得金は33億7139万1400円(対一昨年比116・0%)と好調。また7日に続き8日も入場無料(100円)で、さらには“サンケイスポーツ特別コメンテーター”のアントニオ猪木さん(69)が「スペシャルトークショー」に登場。福島競馬に復興祈念の闘魂を注入する。ダァーッ!!
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