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3月1日付で騎手免許が発効された6人の新人騎手が、5日に各地でデビューした。
最も注目されたJRA16年ぶりの女性ジョッキー藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本康広厩舎=は、中山2Rでネイチャーポイントに騎乗。外から追い込んで2着に好走し、大いにファンをわかせた。初日は1鞍のみで、6日は中山で2鞍の騎乗が予定されている。
◆藤田菜七子騎手「とりあえず無事に終わってホッとしています。反省点がたくさんあるのでしっかり気をつけて乗っていきたいと思います。馬の状態も良くて、馬が頑張ってくれました。乗せていただいた井上(修一)オーナー、根本先生、厩舎スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、ファンの皆さまの声援に応えられるよう頑張ります」
菊沢一樹騎手(18)=美浦・菊沢隆徳厩舎=は、中山3Rのデルマキンシロウ(14着)でデビュー。3鞍に騎乗して、14、6、12着だった。6日は中山で5鞍の騎乗が予定されている。
◆菊沢一樹騎手「意外と緊張することなく落ち着いて乗ることができました。ただ、他の騎手に迷惑をかけてしまったのでこれから気をつけたいと思います。いい結果を少しでも残せるようこれから頑張ります」
木幡巧也騎手(19)=美浦・牧光二厩舎=は、中山1Rのプリンセスミエル(10着)でデビュー。5鞍に騎乗して、10、14、12、3、8着だった。6日は中山で3鞍の騎乗が予定されている。
◆木幡巧也騎手「初騎乗は緊張しました。思っていた位置でレースを進められたのですが、自分の腕が未熟でした。もう少し早めに仕掛けられたらと反省しています。木幡巧也という騎手を早く覚えてもらえるよう、新人らしくがむしゃらに騎乗していきますので、よろしくお願いします」
坂井瑠星騎手(18)=栗東・矢作芳人厩舎=は、阪神3Rのビアンカリボン(14着)でデビュー。2戦目の5Rでは1番人気のハナズレジェンドに騎乗して外から鋭く伸び、惜しくも2着に終わっている。この日は4鞍に騎乗して、14、2、8、14着だった。6日も阪神で3鞍の騎乗が予定されている。
◆坂井瑠星騎手「いい緊張感をもってレースに臨むことができました。楽しかったですが、結果が出なかったのは悔しいです。もう少し積極的な騎乗ができればよかったと思います。今後はもっと思った通りに乗れるように精進していきたいです」
荻野極騎手(18)=栗東・清水久詞厩舎=は、阪神1Rのスカイフェアリー(12着)でデビュー。この日は1鞍のみの騎乗だった。6日は小倉に移動して3鞍の騎乗が予定されている。
◆荻野極騎手「いい緊張感を持ってレースに臨むことができました。騎乗に関しては、無駄な動きをしないように意識していましたが、スタートで出遅れてしまい馬を完全にコントロールすることができなかったことが反省点です。これからはどんどん技術を向上させ思い通りの騎乗ができるように努力していきたいです」
森裕太朗騎手(19)=栗東・鈴木孝志厩舎=は、小倉4Rのツヴィンガー(16着)でデビュー。3鞍に騎乗して、16、10、13着だった。6日も小倉で3鞍の騎乗が予定されている。
◆森裕太朗騎手「レースでは、緊張もしたし思った通りに乗ることができませんでした。競馬学校は、けがで卒業が1年遅れ、同期が活躍するのを見てうれしかったし悔しかったですが、その悔しさをばねに頑張ることができました。一度決めたことは最後まで諦めない性格なので、最後までしっかり追い、調教師の指示通りにひと鞍ひと鞍大切に騎乗して騎乗技術を磨いていきたいです。ファンや厩舎関係者に信頼され、多くの騎乗依頼をいただけるようになり、リーディングの仲間入りができるよう頑張ります」
(情報元:SANSPO.COM)
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