最新競馬ニュース

ヴィクト引退、大型シンジケートで種牡馬入り


©サンケイスポーツ


 1,879  0  0

ヴィクト引退、大型シンジケートで種牡馬入り

 今年のドバイワールドCを日本馬として初めて制したヴィクトワールピサ(栗・角居、牡4)の引退が27日、決まった。来年から北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする。25日の有馬記念(8着)がラストランになった。

 “世界一”に輝いた名馬ヴィクトワールピサがターフを去る。27日、市川義美オーナーと共同で所有する吉田照哉・社台ファーム代表との間で話し合いが行われ、引退が決定。角居調教師は「今後はいい子を出してくれることを期待しています」と語った。

 昨年、皐月賞有馬記念とGIを2勝。日本の3歳馬として初めて挑戦した仏GI凱旋門賞では7着に敗退したが、今春は偉業を遂げた。中山記念快勝後、世界最高賞金レース、1着600万ドル(約4億6800万円)のドバイワールドCに挑み、日本馬として初優勝。東日本大震災直後のレースとあって、日本に勇気を与える1勝となった。

 しかし、その後は苦難の連続。香港のクイーンエリザベスIICを右後肢跛行で回避し、秋には2度目の凱旋門賞挑戦を目指して渡仏しながら、左飛節に炎症を発症して帰国。復帰戦のジャパンCで13着と大敗し、有馬記念も8着に終わった。

 北海道千歳市の社台ファーム産の牡4歳の黒鹿毛馬で、父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア(その父マキアヴェリアン)。通算15戦8勝。詳細は未定ながらシンジケートが組まれる予定。世界のビッグレースを勝利したことが高く評価されており、皐月賞&ダービーの2冠馬ネオユニヴァースの後継種牡馬として大型シンジケートになりそうだ。

 同馬は有馬記念終了後に、宮城県の山元トレセンに移動しており、今後引退式を行うのかどうかは未定だ。

 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る