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【ダイヤモンド】トゥインクルが4馬身差で重賞初V

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【ダイヤモンド】トゥインクルが4馬身差で重賞初V

 20日の東京11Rで行われた第66回ダイヤモンドステークス(4歳上オープン、GIII、芝3400メートル、16頭立て、1着賞金=4100万円)は、勝浦正樹騎手騎乗の4番人気トゥインクル(牡5歳、栗東・牧田和弥厩舎)が直線に入って早めに先頭に立つと、後続を突き放して完勝。管理する牧田調教師ともども重賞初勝利を飾った。タイムは3分37秒8(稍重)。

 力の要る馬場で、格上挑戦のステイゴールド産駒が躍動した。降りしきる大雨の中、トゥインクルが後続を4馬身も突き放す圧勝劇。格上挑戦とは思えない強さで、重賞初勝利を飾った。

 レースはマドリードカフェが好スタートから先頭に立ったが、外からこれをかわしてネオブラックダイヤが先行策。2番手には古豪ペルーサがつけた。さらにゴッドフロアーマドリードカフェエバーグリーンなどが続き、人気のタンタアレグリアは中団からのレース。3連覇を狙うフェイムゲームは後方からの競馬となった。向こう正面までは淡々とした流れだったが、勝負どころで外からニューダイナスティトゥインクルなどが早めに進出。ネオブラックダイヤに並びかけていく。直線に入るとすぐにトゥインクルが先頭に立ち、みるみるうちに突き放して後続に大きな差をつけた。フェイムゲームが懸命に差を詰めたものの、それでも4馬身差まで迫るのが精いっぱい。マイナス14キロという究極の仕上げで臨んだトゥインクルがゆうゆうと押し切って完勝した。牧田調教師は開業6年目でのうれしい重賞初勝利。勝浦騎手にとっても2013年の函館スプリントSパドトロワ)以来の重賞Vとなった。

 3連覇を目指した2番人気のフェイムゲームは2着。さらに5馬身離れた3着には内を突いて伸びた8番人気のファタモルガーナが入っている。タンタアレグリアは4着だった。

 トゥインクルは、父ステイゴールド、母ロングスターダム、母の父ノーザンテーストという血統。北海道日高町・いとう牧場の生産馬で、畑佐博氏の所有馬。通算成績は28戦5勝。重賞初勝利。牧田和弥調教師、勝浦正樹騎手ともにダイヤモンドSは初勝利。

 勝浦騎手は「強かったです。終始手応えが良くて、切れるタイプではないので自分で動いて行きましたが、手応えが衰えなくて、“よし”と思いました。勝てたのは本当にうれしいですし、きょうの勝ち方なら(天皇賞・春でも)チャンスはあると思います」と底なしのスタミナに自信を感じている様子だった。

★20日東京11R「ダイヤモンドステークス」の着順&払戻金はこちら

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