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20日の小倉10Rかささぎ賞(3歳500万下、芝1200メートル)は、中谷雄太騎手騎乗の2番人気キングハート(牡、美浦・星野忍厩舎)が直線インから抜け出してV。タイムは1分9秒8(重)。
外のバオバブが好スタートを切ったが、二の脚を生かして人気のフルムーンソングがハナを奪う。バオバブは2番手につけ、その後ろにメイショウベニフジ、プレゼンスブルー、レイリオンなどが続いた。やや速い流れになり、直線に向くと先行馬が苦しくなる。前の各馬の脚が上がったところで、好位のインにいたキングハートが鋭く伸び、鮮やかに差し切って快勝。うれしいオープン入りを決めた。勝ち馬の直後からやはりインを突いて伸びた13番人気の伏兵スナークスカイが3/4馬身差の2着。さらに3/4馬身差の3着にも11番人気のマイネルパッセが入り、波乱の決着となった。
キングハートは、父オレハマッテルゼ、母ラブハート、母の父マイネルラヴという血統。通算成績は6戦2勝となった。
中谷騎手は「逃げ馬を見ながら、楽に立ち回る理想の競馬ができました。行ってくれたことでレースがしやすくなりました。手応え十分で回ってこれたし、追ってからもしっかり伸びてくれました」と会心の差し切り勝ちを笑顔で振り返っていた。
★20日小倉10R「かささぎ賞」の着順&払戻金はこちら
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