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2016年のGI開幕を告げるフェブラリーS(21日、東京、ダ1600メートル)に向けて、6戦5勝のモーニン(栗東・石坂正厩舎、牡4歳)が17日、滋賀県・栗東トレーニングセンターの坂路で追い切られた。タイムは力強い走りで4ハロン52秒2-11秒8。ただ1頭、サンケイスポーツ調教評価の『S』を獲得した。デビューから1年弱、282日目での勝利なら、JRAのダートGIでは史上最速Vとなる。
世代交代をアピールする絶好の動きを披露した。開門直後の午前7時、モーニンが坂路で躍動。ラスト1ハロン11秒8(4ハロン52秒2)と抜群の伸びを見せ、最高の仕上がりをアピールだ。
「しまいを伸ばす攻め馬をした。(ラストが)11秒8だし、いい動きだったと思う。全体時計も50秒台なら速すぎて嫌だったけど、52秒台ならね」
石坂調教師が納得の表情を浮かべる。最初の200メートルを14秒7で入ると、13秒2-12秒5と徐々に加速。そして最後は仕掛けられてグイッと伸びた。まだ手応えを残すような感じでラスト1ハロン11秒8。この日登坂した、延べ976頭中の最速ラップで、ただ1頭、サンケイスポーツ調教評価『S』をゲットした。
「脚力はあるからね。時計は出ているし、いい調整ができた。中2週だけど順調だし、たくましさを保ってレースに出られる」とトレーナーは続けた。
体質が弱くてデビューが昨年5月と遅かったが、初戦から4連勝をマークした。2走前の武蔵野S(3着)で唯一の黒星を喫しているが、正攻法の戦いで挑み、勝ったノンコノユメとは0秒3差。また当時は重賞初挑戦で、体調的にも「ひょっとしたら疲れがあったかも…」(担当の濱名助手)という状態だった。
その後は時間をかけて調整され、前哨戦の根岸Sを快勝。「前を見ながら、後ろから見られながらの内容で強かったと思う。思った通りというか、思った以上。能力は高いし、昨秋からパワーアップもしているよ」。“横綱相撲”で制した走りにトレーナーは高い評価を与える。
武蔵野Sは厳しい競馬で敗れたとはいえ、東京のマイル戦は2勝しており、舞台は悪くない。
「一線級とは初めてなのでね。挑戦者としていい競馬をしたい」。かつてダートGI9勝馬ヴァーミリアンを手掛けた石坂調教師は控えめに語るが、素質からみてGI初挑戦で金星を奪取しても不思議ではない。メンバー構成から見て、ここも正攻法の好位付けで挑む公算大。潜在能力の高さで“下克上”を起こし、新たな歴史を作る。 (渡部陽之助)
★なるか!?記録ずくめV
モーニンが、フェブラリーSを勝てば、昨年5月16日のデビュー以来、282日目でのGI制覇になる。これはダートGIでは史上最速V。また芝では204日目で高松宮杯を制したフラワーパークなどがおり、古馬GI史上では5位になる。なおキャリア6戦での古馬GIVは、芝を含めて史上3位タイ。
馬名の意味・由来 「Moanin(モーニン)」はジャズの曲名で、1958(昭和33)年にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズが発表したアルバムの表題曲。日本ではザ・ピーナッツがカバーし、車のCMにも使われた。意味はうめき声、嘆き。
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2024年4月25日(木) 12:00
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ウマニティ編集部
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