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14日の京都9Rこぶし賞(3歳500万下、芝1600メートル)は、古川吉洋騎手騎乗の1番人気ヒルノマゼラン(牡、栗東・昆貢厩舎)が直線で抜け出して快勝した。タイムは1分38秒6(重)。
スタート後はウメマツサクラとウインハートビートがともに先行態勢。いったんウインハートビートが前に出たが、ウメマツサクラが3ハロン過ぎに先頭を奪い返した。ウインハートビートはここで後退。カイザーバルが2番手に上がり、ルグランフリソンがこれに続いた。人気のヒルノマゼランは4番手の外めへ。直線に向くと、ヒルノマゼランが馬場の真ん中から抜け出しを図るところに、外からアドマイヤロマンが迫る。2頭の争いは、最後まで根性を見せたヒルノマゼランが先着。人気に応えてオープン入りを決めた。1/2馬身差の2着が7番人気のアドマイヤロマン。さらに1馬身1/2差の3着が4番人気のルグランフリソンだった。
ヒルノマゼランは、父マンハッタンカフェ、母イントゥザライト、母の父ブライアンズタイムという血統。通算成績は3戦2勝となった。
古川騎手は「きょうみたいな渋った馬場は良くなくて、フワフワしながらもよく押し切ってくれました。それだけ力があるんでしょうね。素直で、乗りやすいのがこの馬の良さなんですよ」とパートナーの能力を高く評価していた。
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