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無敗の2歳女王が、強烈な伸びで復活Vへ前進だ! エリザベス女王杯(13日、京都競馬場、GI、芝2200メートル)の追い切りが9日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで行われ、4戦4勝レーヴディソール(栗東・松田博資厩舎、牝3)が、抜群の動きを披露した。骨折休養で8カ月ぶりの実戦にも、松田博資調教師(65)=栗東=は「この馬の能力に賭ける」、福永祐一騎手(34)=栗東・フリー=は「規格外の馬」と、頂点奪取を信じて挑む。エリザベス女王杯は11日枠順確定、12日に前日発売が行われる。
白い馬体が直線で一気に加速。瞬時にパートナーを突き放した。デビューから4戦4勝。無敗を誇る昨年の2歳女王レーヴディソールが、8カ月ぶりで挑むGIの“厚い壁”を突き破るべく、豪快な動きを見せつけた。
「(松田博)先生、先週まではゼエゼエいっていたのに、きょうの息づかいはよかったですよ」
調教を終えた福永祐一騎手の言葉に、松田博資調教師は「そうか。それならよかった」と笑顔。右前脚トウ骨の遠位端骨折で長期休養のうえに、長めからの追い切りは11月に入ってから。常識では厳しい臨戦過程だが、自慢の末脚を最終追い切りで披露。復活ムードがグンと高まってきた。
滋賀県・栗東トレーニングセンターのCWコースで、ユニバーサルバンク(牡3オープン)の3馬身後方からスタート。少しずつ差を詰め、直線でユニバーサルを内からあっさり抜き去る。ラスト200メートルでユーイチのムチが飛ぶと、それに応えて、さらに伸びた。6ハロン80秒5、3ハロン38秒0-12秒0の好タイムで、2馬身先着。動きそのものは、絶好調時のレーヴディソールとそん色ない。
「本番の前にビシッとやっておきたかった。動きはよかったし、体もだいぶ締まってきたな」
松田博師が満足の表情を浮かべる。昨年は新馬戦、GIIデイリー杯2歳S、GI阪神JFと3連勝で、世代の頂点に立った。同じ厩舎のGI5勝牝馬ブエナビスタとの比較も「それだけの能力があるし、そうなって欲しい」と松田博師はドンと受け止めてきたほどだ。3月のGIIIチューリップ賞を楽勝後、桜花賞の1週前追い切り後に骨折。クラシック戦線からは離脱したが、その傷も今では完全に癒えた。
調教の本数こそ少ないが、10月5日の帰厩時に太かった体はプール、坂路調教を併用して絞ってきた。だからこそ、「8カ月ぶりでGIは厳しいが、この馬の能力に賭けてみたい」と松田博師は意欲十分。ユーイチも「規格外の馬なので」。計り知れないポテンシャルの高さに、陣営は常識を覆す走りを期待する。
幼かった顔つきも「だいぶ大人っぽくなった」と松田博師。レーヴディソールは、休養中にも確実な成長を遂げた。3月5日のチューリップ賞以来、中252日での参戦。勝てば、1993年の有馬記念を中363日で制したトウカイテイオーに次ぐ、長期休養を克服してのGI勝利となる。大人になった「規格外」の女王ならば、その快挙を成し遂げることも可能のはずだ。 (柴田章利)
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