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天皇賞・秋(30日、東京、GI、芝2000メートル)の追い切りが26日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで行われた。昨年の覇者ブエナビスタ(栗東・松田博資厩舎、牝5歳)は、CWコースで併せ馬を行い格下馬に2馬身遅れたが、「内容はよかった」と松田博資調教師(65)=栗東=は満足の表情で、不安を払拭。6ハロン84秒6も、この馬とすれば水準のタイム。女王が真の力を見せる態勢は整った。天皇賞・秋は27日枠順確定、28日に一部ウインズで金曜発売が実施される。
出走予定馬
追い切りは、あくまでもトレーニング。格下馬に2馬身の後れを取ったが、何ら不安はない。ブエナビスタの脚取りに乱れなし。史上初となる牝馬の天皇賞・秋連覇へ向けて、準備は完了した。
「遅れ? そんなことは、これまでも気にしたことはない。内容はよかったと思ってるよ。しっかりと調教できたし、順調が何よりやからな」
松田博資調教師がそう振り返った追い切りは、まだ薄暗い午前6時すぎに開始。滋賀県・栗東トレーニングセンターのCWコースで、僚馬ラフォルジュルネ(牝4、1600万下)を追走。4コーナー手前で内から追いついたが、ラフォルジュルネがラスト200メートルで前に出て、ジワジワと差を広げる。ブエナビスタはムチが入ってビッシリと追われたが、結局は2馬身の遅れとなった。
それでも、松田博師は涼しい顔。「相手が走りすぎた。先着した1週前(菊花賞9着ユニバーサルバンクに1馬身先着)よりも、動きは今回のほうがよかった」と話す。今のCWコースは力が必要な状態で、6ハロンでふだんより1秒は要する。6ハロン84秒6、3ハロン39秒4-12秒4は、昨年の83秒5、37秒5-11秒7と比較してもそん色ない。
また、調教では最後に気を抜くクセがあり、併せ馬で先着することはほとんどない馬。重要なのは、最終追い切りで併せ馬を敢行したことだ。昨年6月の宝塚記念2着以来、1年4カ月ぶりで、この時も格下相手に何とか併入だった。「まだ太い」(松田博師)という理由はあるにせよ、ハードトレを積めたことは体調のいい証明。そして、陣営の意欲の表れだ。
「賢い馬やから、大丈夫。これまでどおりに、自分で体を作るから」
松田博師は、愛馬に揺るぎない信頼を寄せる。GI5勝を含む8勝、2着8回、3着3回。大敗は今年のドバイワールドC8着だけで、国内では一度も凡走がない。昨秋の天皇賞以来、Vはないが「今さら強くはならないが、春の競馬や調教から力が衰えたとは思えない」と師は自信満々だ。
鞍上の岩田康誠騎手(37)=栗東・フリー=も「古馬最強を僕が証明してあげたい」と気合満点。陣営に調教の遅れなど気にする様子は全くない。昨秋の天皇賞は、2馬身差の圧勝。そのブエナビスタが能力を発揮できる態勢を整えた今、連覇は限りなく近づいた。 (柴田章利)
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